延長バックサポートの制作方法

延長バックサポートの制作方法

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

久々の更新となりました。
ある方から、車椅子のバックサポートを延長する製作方法を教えて欲しいとメッセージを頂きました。

※以前、書いた延長バックサポートのことはこちらへ。

製作方法は至って簡単です。

用意する道具や材料は、以下の通りです。

・ダンボール
・紐類
・気泡緩衝材(プチプチするもの)
・ガムテープ
・はさみ

まず、2枚のダンボールを写真の通りに重ねます。

↑2枚のダンボールを重ねる。

できればパイプ(ダンボールの切断面を見ると分かります)を交差して重ねたほうが、強度が増します!

そして、真ん中辺りにもう一枚のダンボールを重ねます。
重ねる際に、写真の通りに引っ掛ける部分を晒します。

↑この引っ掛けの部分は、背もたれに引っ掛けて落ちないようにするためです。

そして、車椅子のバックサポートに入れます。

↑車椅子のバックサポートに入れます。

↑後ろから見た場合。

紐を通すために穴を開け、紐を通します。
紐はなんでもいいのですが、耐久性や強度が欲しいのであれば、結束バンドがオススメかもしれません。
タコ糸やビニール紐でも使えますが、いつまでも持つか確認していません^^;

↑紐を通した場合。

最後に、気泡緩衝材を使ってバックサポートを覆います。

↑気泡緩衝材で覆ったバックサポート。

布でもいいのですが、布の場合は滑りやすく、仙骨座りになる可能性があるのでオススメしません。

気泡緩衝材なら、規則的に隙間があるので滑りにくいと思います。

高身長の方が標準型車椅子に乗車すると、バックサポートだけでは支えきれないことがあると思います。

標準型車椅子(JIS規格寸法)は身長165㌢前後の方が乗車することを想定して作られていますが、180㌢の方が座るとまず寸法が合いません。

そんな時は、この延長バックサポートで背部を支持できると思いますので、ぜひ制作してみてくださいね。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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