家族介護の現状と家族介護の4つの負担とは?

家族介護の現状

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

認知症の人の介護に関わる家族介護者の悩みについて、勉強してきました。
※認知症ケア指導管理士のテキストを参照。

ハヤシ喜ぶ

ここでは、家族介護の現状についてお伝えします。

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家族介護の現状

厚労省によれば、女性が要介護者・要支援者と同居している家族介護者の69.4%を占めていると言われています。

続柄別に見ると…

①配偶者25.7%
②子供20.9%
③子供の配偶者15.2%

介護負担と性別・年齢・続柄などとの関連には、一致した見方はないと言われてるが、不安に関しては、男性よりも女性の方が多いようです。

配偶者は配偶者自身が高齢の場合、老々介護がほとんど。
そのため介護者は介護の知識や技術を習得することに時間がかかり、理解が困難が多い。

子供に関しては、就労しながら介護をするため、仕事と介護の板挟みになることが多い。

子供の配偶者、特に嫁姑(舅)の関係が影響することが多く、もし関係悪化にある場合、介護負担が大きくなる。
たとえ関係良好でも、親族などの周囲から理解が得られず精神的負担になることがある。

認知症の当人だけでなく、家族のそういった背景に目を向けることも大切なんですね!

家族介護の4つの負担とは?

24時間365日、介護する人は、時間的束縛や健康問題から、ストレスが溜まっていくでしょう…。

認知症の人と同居の介護者は、女性が7割で特に本人の妻や息子の嫁さんが多いと言われています。

いつまで続くのか将来が不安といった悩みが大きいと思われます。
ましてや認知症の症状は進行するので、介護負担感が増すばかりですしね。

家族介護には、次の4つの負担を抱えながら毎日を送っている。

①身体的負担
失禁、不潔行為などのBPSDの症状が昼夜問わず、介護は24時間気の休まる時がなく、身体的にきつくなる。

②精神心理的負担
認知症の人の中には、食欲が旺盛になったり、冬でも薄着でいたりと元気そうに見える一方、家族を振り回す言動がヒドくなる人もいる。
このような状態のなか、家族介護者は、常に「いつまで続くのだろう」といった不安を抱えている。

③経済的負担
本人や家族がサービスの利用を検討する時、経済的理由でできないことがある。フォーマルサポートが無理なら、インフォーマルサポートという手がある。
→どういうサポートがあるのかを事前に調べておくことが大切ですよね?特にケアマネが重要な役割を担っていると思います。

④社会的負担
共働き家庭、子育て中の家庭、家族に病人がいる家庭などは、通常の生活が困難に陥りやすく、一層混乱が増す。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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