膀胱炎が原因で頻尿に?

頻尿という症状は、排尿障害の中でもっとも多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか?加齢現象によるものや病気が背景によるもの、最近では若い世代にもストレスからくる神経の不安や緊張によるものなど実にさまざまな原因が考えられます。

頻尿の原因となるのは2つの背景があります。
これは病気と神経性によるものです。

シャキ!

ここでは、膀胱炎の原因についてお話したいと思います。

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膀胱炎が原因で頻尿に?

泌尿器系の病気には、何があると思いますか?ざっくりですが、以下のように挙げてみました。

・膀胱炎尿道炎
・膀胱がん
・前立腺炎
・尿管結石
・慢性腎不全
・前立腺肥大症
・前立腺がんなど

なかでも膀胱炎は泌尿器の病気の中でもっともよく見られます。

膀胱炎とは、膀胱の粘膜に炎症を起こす病気です。大腸菌やブドウ球菌などの細菌感染によって起きますが、この細菌が外尿道口から体内に侵入して尿道をさかのぼって膀胱に至ります。膀胱炎は20~40代の女性に多いです。女性の尿道が男性よりも短いため尿道に入った細菌が膀胱までの距離が短いから到達しやすいからですね。ちなみに男性の尿道の長さが17~20cmで、女性は4~5cm程度です。

膀胱炎の症状は、頻尿や残尿感、排尿時の痛み、尿の濁り、血尿が現れます。少しでもこれらの症状が1つでもあったら、病院で診断を受けるようにしてくださいね。

膀胱炎の予防

膀胱炎の予防としては、以下の通り。

・陰部を清潔にする。
・トイレを長時間我慢しない。
・無理なダイエットや不規則な生活をしない。

どれも当たり前の予防法ですが、特に気を付けて欲しいのは、トイレを長時間我慢しないことです。前職場にいたST(言語聴覚士20代女性)が膀胱炎にかかってしまい、尿意を感じたら、すぐにトイレに駆けつけるようにしていました。

もしトイレに行かないで我慢したらどうなるのでしょうか?膀胱内に溜まった尿を出さずに放っておくと、膀胱の内面が傷むだけでなく膀胱内の細菌が増殖してしまいます。
だから我慢はせず、即トイレに行くことが大切なわけですね。膀胱炎はきちんと治療を受ければ、数日から1週間で治療できます。STの人は1週間で完治したそうです。

排便の後始末を正しく行えてる?でないと膀胱炎に?


肛門にある大腸菌という細菌が尿道口から侵入して膀胱炎にかかってしまうわけですが、排便の後始末の仕方に気を付けていますか?

変な質問で恐縮ですが、あなたは…、

トイレットペーパーを持って手を前から入れて肛門を拭きますか?
それとも手を後ろから入れて肛門を拭きますか?

排尿や排便の後始末の際に、正しい拭き方を行わないと大腸菌が尿道に付着してしまうこともあります。というのは、手を前から入れて肛門を拭く際に、便が尿道に触れてしまいますからね。
オムツ交換など陰部洗浄や清拭時に、「尿道側からお尻側へと拭く」ようにとされています。介護職員ならご存知のことと思います。

男性は尿道口と肛門が離れており、尿道の長さも女性の約4倍と細菌が侵入しづらい構造となっているけど、不潔な手で処理するなどの原因で膀胱炎を引き起こすこともあるので、油断できません。

お尻の拭き方を間違っていませんか?

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細菌性膀胱炎と間質性膀胱炎


膀胱炎は、 細菌感染による細菌性膀胱炎と感染を伴わない炎症である間質性膀胱炎の2種類があります。
ここでは、両者について簡単に説明しますね。

細菌性膀胱炎について

細菌性膀胱炎の細菌の正体というのは、大腸菌です。女性の尿道が短いので膀胱内に大腸菌が侵入しやすいのです!この大腸菌が原因で頻尿になるのですが、対策としては水分を大量に飲み、膀胱の壁をキレイに流すようにしておくことです。そうすれば、大腸菌は尿と一緒に排出できるわけですね。

間質性膀胱炎について

細菌性膀胱炎は膀胱の表面の粘膜だけに炎症を起こすのですが、間質性膀胱炎の場合、粘膜と筋肉の間にある間質と呼ばれる層が原因不明の炎症を起こし、改善と悪化をくり返しながら徐々に進行していく病気です。

医療機関を受診しても頻尿などの症状を改善できなかった場合は、もしかしたら間質性膀胱炎なのかもしれません。間質性膀胱炎の症状は、患者さんによって様々な症状がありますが、最も多いのは頻尿と尿意切迫感、そして、膀胱に尿が溜まった時の膀胱や骨盤周囲、下腹部の痛みが見られます。

間質性膀胱炎に良く似た症状の泌尿器科系の疾患があるため、間質性膀胱炎の診断は簡単ではないようです。大腸菌が検出されれば、細菌性膀胱炎と診断されるのですが、それがない場合は「異常なし」と言われ、心因性と診断されるケースが多いです。

次の項目をチェックしてみてください。

  • 女性である。
  • 尿の勢いが弱い。
  • 尿が出始めるまでに時間がかかる。
  • 夜間頻尿がある。
  • 刺激物となる飲食物を摂ったあとに痛みを感じる。
  • 性交時やその後の痛みがある。
  • 便秘になると下腹部や膀胱の痛みがある。
  • 生理の1週間前に膀胱周辺の痛みが強くなる。
  • 病院で診察を受けても「異常なし」とされても頻尿がつづく。
  • 抗生物質でも頻尿が改善しない。
  • 下腹部の痛みがあり、排尿すれば楽になる。

該当する項目が少しでもあるなら、間質性膀胱炎と疑ってみてください。

健康な人の膀胱には200~400mlの尿が溜まると尿意を覚えますが、間質性膀胱炎にかかると膀胱が膨らまないため、100~150ml以下で一杯になってしまいます。そのため、1日に20回以上の頻尿となることがあります。間質性膀胱炎の頻度は、日本人では10万人につき12.4人で、女性により多く見られます。一般にはあまり知られていない病気で、潜在的な患者さんが多いと言われているそうです。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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