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言語化→習慣化→認知症の予防!

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です。
普段、一人でいる時は声を出す機会があまりないと思います。特に独居生活の人がそうでしょう。でも喉の筋肉が衰えないように発声することが大切なんですよね。

周囲に人がいない時は声を出すようにしましょう!実際、管理人も声を出すようにしています。周囲に人がいる中でブツブツと独り言を発したら、間違いなく変な目で見られますので気をつけてくださいね。

シャキ!

ここでは、言語化→習慣化→行動の自己調整についてお話しようと思います。

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アルツハイマー型認知症のAさんが認知機能に改善が!

管理人の経験上のことですが、担当であったアルツハイマー型認知症のAさんがいました。その方は初回評価に比べ、HDS-R(認知機能テスト)が6ポイントもアップし、明らかに認知機能に改善が見られました。(特に改善が見られたのは日時の見当識と記銘力)

最初の時は、「モノ覚えが悪いし、電子レンジや洗濯機の使い方なんてできなかった」と仰っていました。それに手先のしびれや振戦(手の震え)がありました。

そこで手先のしびれや震えが忘れるような、脳の活性化につながる3つの課題を与えました。
どれもシンプルなので、導入しやすいプログラムです。

①お箸で大豆や小豆、ビー玉など、大小異なるモノを摘まんで、お椀に入れること

いわゆる移しっこゲーム。箸で大豆や小豆を移しかえたり、中身をいろいろ替えたりして、難易度を上げていきます。箸先に神経を集中して、一つずつ摘まみ上げていきますから、相当なリハビリになります。

Aさんは、当然ながら最初は手の震えやしびれで上手に摘まめませんでしたが、プロセスを繰り返していくうちに上手にできるようになってきました。慣れてくるようになれば、自分だけのコツとか分かってきますからね。
集中力を養っていくことで、いつしか手先のしびれや震えも軽減してきました。夢中にやっていくと、そういう感覚すら忘れてくると思います。

で、現在は震えやしびれがほぼ消失で、手先が器用になってきました。

②計算問題など脳ドリルを行うこと

脳ドリルは脳の活性化として取り入れることが多いと思いますが、管理人はなるべく「声を出してやってみてくださいね」と指導しました。小声ではなく、普段より少し大きめの声量でとお願いしました。

③トランプゲームの7並べを行うこと

リハプログラムの一つに、トランプゲームの7並べがあります。このゲームを取り入れたのは、「声を出しての自己調整を図る」と「しびれや震えの軽減」のためです。やってみると分かるのですが、順序よく並べられるか、抜け落ちがないかなど注意力や集中力を養うのに最適なゲームだと思います。

Aさんは「5のハート、5のハート、5のハート…」と元気よく声に出しながら並べていらっしゃいました。このように声を出して言語化にすると脳の活性化につながるわけですね。

3つのプログラムを導入して3ヶ月経っても、Aさんはご自宅で何かを行う際には意識的に声を出すようにしているとのこと。

言語化することで行動の自己調整を!


遂行機能障害に対するリハビリとして、自分の行動の問題点や行うべき行動を自身が声に出して言語化することを習慣化させることにより、行動の自己調整を行っていくことの有効性があると報告されています。

言語的媒介を用いるようなプログラムも検討することも大切なんだなと、Aさんの取り組む姿を見て実感しました。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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