変形性股関節症に対する人工関節全置換術の理学療法

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

さて、今日は変形性股関節症に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:変形性股関節症に対する人工関節全置換術の理学療法で正しいのはどれか?2つ選べ。
1.術直後から車いす座位を行う。
2.術後早期には股関節を外転位に保持する。
3.大腿四頭筋の等尺性収縮を促す。
4.骨セメント使用の有無にかかわらず荷重開始は同時期である。
5.温熱療法としてマイクロウェーブを用いる。

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:2と3
座位訓練は4日程度からで、車いす座位は行わない!
骨セメントは初期固定に優れているため、セメントレスと比較して荷重時期が早い!
・極超短波療法(マイクロウェーブ)は、人工関節、体内金属に対して禁忌である!

<補足>
極超短波療法は、他に禁忌とされているのは急性期疾患、循環障害、皮膚疾患、眼球、生殖器、補聴器、ペースメーカーがある。

前の職場でこんなことがありました。
照射部分に近づいたら、私の補聴器が”プチッ”と切れ、反応しなくなってしまいました…。
暫くしたら復活しましたけどね。

コレがきっかけで磁気に共鳴しやすい機器はなるべく近づけない、または外すように気をつけました。

照射角度によって、強度が変わってくるようですね。
患部に垂直して当てる時を100%とすると、照射角度を45度にした場合は70%60度は50%90度は0%に減少します。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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