【国試に挑戦!】RA(リウマチ)の事例問題

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

さて、今日はRA(リウマチ)の事例に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:48歳の女性。慢性関節リウマチ。発症後3年経過。スタインブロッカー機能障害度分類クラスⅢ。車いす移動は介助。排泄動作の自立を目的に他院から紹介があり入院した。
作業療法開始時に適切でないのはどれか?

1.ズボンの着脱訓練
2.補高便座の活用
3.家屋改造案の提示
4.車いす操作訓練
5.ポータブルトイレへの移乗訓練

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
もうちょい知識力アップを!
・スタインブロッカー分類:RA患者がどれだけのレベルで日常生活を送れる状態か?を表す分類。
・RAの薬物療法の目的:炎症の鎮静化、骨破壊の予防など
・リハビリの目的:筋力の保持、ROMの改善、姿勢の改善
・ランスバリー指数:活動指数=関節炎の活動性を6項目の点数で表したもの。
・RAの方に対し、上肢の支持側と杖の選択をするとすれば、プラットホーム杖が適している。
・ADL指導時に、手指や関節の変形助長を避けるよう留意する。
例)物を持つときに尺側偏位させない、手指にではなく前腕で荷物を持つ、カバンを手に持つのではなく肩掛け用のカバンを用いるなど…。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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