作業療法の評価に関する国試に挑戦

みなさん、こんばんは。崖っぷちの難聴のOT林です。

さて、今日は作業療法の評価に関する国試にチャレンジしてみました。

次の文により問①、②に答えよ。 58歳の女性で右片麻痺。発症後5日経過。理学療法では座位訓練が開始された。
問題1:ベッドサイドでの作業療法の初回評価として適切ではないのはどれか?
1.リスクを確認する。
2.病棟での生活状況について情報を得る。
3.簡易上肢機能検査(STEF)を行う。
4.精神機能のスクリーニングを行う。
5.身体機能の検査は負荷にならないものから始める。

 
問題2:評価により意識レベルはJCSで1桁、ブルンストローム法ステージは上下肢ともにⅡ、手指はⅠであった。早期プログラムとして適切ではないのはどれか?
1.座位での上肢帯のポジショニングの指導
2.麻痺側の自動介助運動の指導
3.臥位時の三角巾による上肢の固定方法の指導
4.非麻痺手による物品操作の指導
5.食事動作の指導

 

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
PTで座位訓練が開始された時点で、STEFを行うのは時期的に早い!

問題2の正解:
三角巾を使うと上肢の拘縮を助長する可能性が高い。患側への注意を促す目的においても患側上肢の固定は望ましくない。

ブルンストローム、今でも覚えているつもりですが、再確認しました。もう一度確認したい方は、イラスト入りのブルンストローム。※引用したサイト:「家庭の医学 心と身体の健康ガイド」さんより。

最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ