正中神経麻痺の完全損傷と可能な動作との組合せは?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

さて、今日は正中神経麻痺に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:正中神経麻痺の完全損傷と可能な動作との組合せで正しいのはどれ?
1.低位損傷-硬貨を拾い上げる。
2.低位損傷-通常の鉛筆の持ち方で持ち上げる。
3.低位損傷-テレホンカードを横つまみする。
4.高位損傷-洗顔用の水をすくあげる。
5.高位損傷-ドアノブを内側に回す。

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
正中神経麻痺の低位麻痺手関節付近が障害。
母指球筋の麻痺により母指対立が不可能。猿手、ティアドロップ徴候(パーフェクト0ができない←母指と指示でキレイな○を作れない)
※ティアドロップ徴候:見た目が涙に見えるのでティア(涙)ドロップ。

正中神経麻痺の高位麻痺肘窩付近が障害。
低位麻痺の症状に加えて、前腕の屈筋、回内筋群も麻痺し、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ指のIP関節屈曲が不可となる。円回内筋症候群。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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