みなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。
さて、今日は躁うつ病に関する国試にチャレンジしてみました。
問題1:作業療法場面で躁状態とうつ状態に共通して見られるのはどれか?
1.他者への干渉
2.焦燥感の表出
3.自殺に関する言動
4.他罰的な言動
5.自己評価の低下
問題2:躁状態の患者に対する導入期のOTで適切でないのはどれか?
1.パットゴルフ
2.ビリヤード
3.ストレッチ体操
4.散歩
5.マラソン
正解は↓のほうへ。
問題1の正解:2
他者への干渉と他罰的な言動は躁状態で見られ、自殺に関する言動と自己評価の低下はうつ状態に特有。
焦燥感は一般にうつ病に多く認められるが、躁病でも行動を制止されたりした時に激しい精神運動性の焦燥が起こる。
問題2の正解:5
導入期では十分に患者の状態を把握しているとは思えない。設問ではマラソンの運動量が特別に大きく、導入期のOT活動としては不適切。