腎透析患者のOT上の注意点で誤っているのはどれか?国試に挑戦!

OTPT国家試験のイメージみなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

さて、今日は筋萎縮性側索硬化症と腎透析に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:筋萎縮性側索硬化症で生じにくい障害はどれか?2つ選べ。
1.構音障害
2.膀胱直腸障害
3.眼球運動障害
4.嚥下障害
5.呼吸障害

 
問題2:腎透析患者のOT上の注意点で誤っているのはどれか?
1.糖尿病、動脈硬化症などの合併症が多い。
2.安静時の脈拍と血圧とが心血管系の状態の指標として有用である。
3.透析療法開始によって活動性の改善が見られる。
4.シャント造設で血流が増加した上肢の機能は改善する。
5.透析当日は電解質異常のために不調になりやすい。
 

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:2と3
脊髄前角細胞および延髄運動核の変性と錐体路変性が主病変である。感覚障害を伴わない筋萎縮と脱力を呈する。
膀胱直腸障害と眼球運動障害が認められない点に特徴がある。

問題2の正解:
透析開始により、場合によっては血糖コントロール、神経障害、壊疽、膵炎、感染症などのトラブルが増加、憎悪することもあるので、必ずしも活動性が改善するとはいえない。

心の安定を図り破局を避けるための適応機制であり、これに失敗すると病的症状を生ずる。

 
最後までお読み下さりありがとうございました。
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