これから作業療法士や理学療法士、言語聴覚士の資格取得を目指している人へ

これからPT,OT,STの資格取得を目指している人へ

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

国家試験を受験された学生さんへ。本当にお疲れ様でした。

これからOTやPTを目指す、強い使命感と高い志を持っている学生さんが数多くいらっしゃると思います。

同業界の身である私としては大変嬉しいです!

でも、リハビリ業界は養成校施設急増により、リハビリ職種が供給過多になっていることは事実。

シャキ!

ここでは、リハビリ資格取得を目指す人へのメッセージを発信したいと思います。

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リハビリ関連の資格取得を目指している人へ


先程、お伝えしましたが、リハビリ職種が供給過多になっています。
次のデータをご覧になると分かりますが、右肩上がりとなっています。

PT資格保有者
平成12年では約2万人

平成26年では約12万人

平成29年では約15万人

OT資格保有者
平成12年では約1万人

平成26年では約7万人

平成29年では約9万人

PTもOTとも過剰供給になっています。

それにリハビリ養成校施設だって、ここ20年で10倍以上も急増していると言われています。

規制緩和策により養成校の乱立が原因で…そりゃ過剰供給になるわな!

これからリハビリ専門職を目指す方に、厳しいことを言わせてもらいますが、あれだけの供給過多の状態が続くと、診療報酬・介護報酬、リハビリ料の削減が進むと思います。

そのため、年収や給料が低くなることを覚悟してたほうがいいかも。

仕事がない!?


卒業後の学生さんは総合病院で勤めることが多いと思うのですが、人気のある病院だと競合率が高いかもしれません。

確かに、病院に就職すれば様々な疾患について勉強するのにいい環境だと思います。

リハビリ資格者の爆発的増加で飽和状態で仕事がない!とチラホラ耳にするけど、決してそんなことはありません。

求人情報誌や転職サイトには、PTやOTを募集しているところがたくさんあります。

卒業後の就職先は絶対に病院!とこだわらなければ、他にもたくさん就職先があります。

今は団塊世代の高齢化が進むので、介護系ならまだリハビリニーズが高いです。

最近、民間企業も介護分野に介入し事業を展開していますからね。

学生さんは今のうちに今後のリハビリ業界の展望とか最新の情報を入手し、先を知る力を身につけたり、OT・PTとして生き残る術も身につけたほうがいいかなと思います。

さいごに


リハビリの仕事は大変やりがいのある職業です!

クライアントとのコミュニケーションや接し方など、机上では学べない現場ならではの感覚を身につけられるので、いい刺激になります。

リハビリ職種は、人を相手に仕事するわけですから、「人間が好きでない」と就けられない職種です。

給料面や待遇面、将来性を重要視している人は、ちょっと考え方を改めたほうがいいかもしれません。
※起業を視野に入れている人はまた別問題ですが…。

私は人のためにリハビリアプローチしたい!と高い志を持った学生さんをずっと応援したいと思います!

何か聞きたいことがありましたら、メッセージをください。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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