リハビリへの要望「しっかり歩けるように」。それって本心か?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
管理人は対象者に次のような質問をかけることがあります。
リハビリに対して、何か要望ございますか?
生活する上で特に困っていることはございますか?
と質問したりします。
どんな言葉が返ってくることが多いと思いますか?
本当にその言葉は本心なのでしょうか?
対象者の大半は、次のような言葉が返ってきます。
しっかりと歩けるようになりたい!
足の力をもっとつけたい!
腰が痛いので、何とかして欲しい!
…という要望が多いと思います。
こちら側の質問の仕方や質問テクニックに問題があるかもしれないが、なにせ相手は高齢者の方々。
高齢者自身は具体的な生活目標をもっていないから、取り敢えず「歩く」ことさえ、できればいいと思っているのでしょうか?
セラピストと一緒に「高齢者自身が生活像へのイメージを作れる」ように支援していくことが大切だと思います。
そのためには、質問テクニックを磨くこと。
※質問テクニック↓
質問力をつけて潜在的ニーズを発掘する! みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56) インテークや普段の会話時に、対象者の生活ニーズを明らかにし、プランニングへ展開していくと思います。 流れ的には、「 …
「歩きたい」、「腰が痛い」という顕在的ニードではなく、潜在的ニードも探れるようにしたいものだ。
例えば「歩きたい!」と言葉が返って来たら、「歩けるようになったら、どこまで歩きたいですか?」とか「もし歩けるようになったら、何が一番したいですか?」などと聞き返し、潜在的ニードを探っていくのです。
Ask If~?&Why?で潜在的なNeeds(ニーズ)を探るのです。
Ask If~(もしも~だったら)という質問テクを活用すれば、利用者自身の潜在的なNeedsを引き出せるかもしれません。ここでは、「Ask If~」と「Why?」で利用者の潜在的なNeedsを引き出す方法についてお伝えします。
少しでも対象者の悩みや欲求の本質を知る糸口をつかみ取れば、これぞOTとして真価を試す時がやってくるであろう。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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