ありきたりなリハゴール設定になってない?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
計画書の作成時に必ず出てくる「リハビリゴール」
学生さんもレポート作成時にも出てくるでしょう。
ゴール設定において、自分が行なった全体的評価を根拠に妥当な目標を設定するわけですが、いまだに下記のようなゴールを書いてしまっている学生さんがいます。(管理人もそうですけどね^^;)
・身体機能の維持
・車椅子レベル生活の維持
・立位と歩行の安定化
・廃用症候群の予防
・関節拘縮進行防止
…など。
上記の目標のどれかを一度は設定したことがあると思います。
目標を設定する時の判断材料となる「方針」と「ゴール」の違いをはっきりさせることが大切かなと思います。
ここでは、リハビリゴールを設定する時のポイントについてお伝えします。
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「方針」と「ゴール」の違い
急性期や回復期、自宅復帰の可能性のある人なら、具体的にゴール設定できると思いますが、慢性期、しかも老健に長期的に入所している利用者となると、どうしても上述したようなゴール内容になってしまいます。
曖昧なゴール設定のまま、延々と続けるのは無目的なリハビリに陥りやすくなりますね。
とにかく「方針」と「ゴール」を明確化させることが大切だなと思います。
「方針とゴールと同じなのでは?」と言われそうですが、全然意味合いが違うようです。
管理人が新人の頃、作業療法士の先輩の話から聞いたのですが、
方針→対象者のニーズをどうしていくのか?
ゴール→結果的にどうなっていくのか?
それを聞いて、なるほどと思いました。
ゴール設定の前に、まずは対象者のニーズをハッキリさせることがポイントなんですね。
冒頭で話したゴール内容は…、
・身体機能の維持
・車椅子レベル生活の維持
・立位と歩行の安定化
・廃用症候群の予防
・関節拘縮進行防止
これらの表現は、すべて方針であってゴールではありません。
例えば肩関節拘縮の進行防止。
「肩関節がこれ以上固まらないようにする」が方針。
「3ヶ月後までに肩関節が+30°屈曲可能になり、ADL動作に結びつける」がゴール。
ゴールには長期(Long term goal)と短期(Short term goal)があり、いわゆる期間的な終わり方です。
つまりtermというのは「期限」「期間」という意味ですから、ゴールを成し遂げるために必要な期間を明記する必要があるわけですね。
慢性期の高齢者に対してのリハ介入の前提条件に何があるのかを具体化させないと、ゴール設定しづらいと思います。
ゴール設定時には、達成可能な時期と状態を明確にすること!
経験を重ねる度につい忘れてしまいそうですが、これからもゴールへの考え方をしっかりと持って行こうと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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