セロトニン不足の原因は睡眠?


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セロトニン不足の原因は睡眠?

睡眠不足が続いている人は、セロトニン不足に陥りがちになるので注意が必要です。安眠が訪れない原因は意外と身近にあったりします。

スマホの普及でパソコンをいじる機会が減ったと思いますが、逆にスマホをいじる時間が長くなってきたと思いませんか?パソコンよりも手軽に持ち運べるという便利さのおかげでベッドの上で寝転びながらもでスマホを利用しやくなったでしょう。

管理人もついついベッド上でスマホをいじる時間が長くなってしまいます…。

ハヤシ喜ぶ

ここでは、睡眠とセロトニンの関係についてお伝えします。

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ブルーライトが睡眠を阻害?


ベッドでスマホをいじる時間が長いのであれば睡眠不足の原因の一つとなります。パソコンもそうですが、スマホの液晶ディスプレイが発光するブルーライトが脳を覚醒してしまうようです。(最新のスマホは自動的に光を調整してくれるけどね)

太陽光にも含まれるブルーライトは体を目覚める働きを持っているので、1日中浴び続けていると体内時計のリズムは乱れがちになります。だから夜中でもブルーライトを発するスマホの画面を凝視し続けると、脳が覚醒するため睡魔なんて襲ってきません。それが睡眠を誘うホルモンのメラトニンの減少につながることも…。

画面を暗めにするか、PC用メガネでブルーライトをカットするなど工夫されると良いですね。

男性の更年期が不眠に?

男性も女性も更年期が訪れます。男性は女性に比べ急激な変化は少ないのですが、通常45~55歳くらいが更年期のピークと言われています。ところが、最近では30代半ばから男性ホルモンであるテストステロンが減少している研究報告があります。

もし30代の男性で何事にもやる気が起きない、動きたくないとか否定的な言動が見られたら要注意かも?それはテストステロンの減少によるものと思われ、不眠やうつ的、不安感や意欲低下などの不定愁訴が出現することもあります。やる気が起きないのはうつ病のせいだと思われがちですが、その場合は鑑別診断が大事です。

どちらにしろテストステロンを増やすには質の高い睡眠を確保することです。

一つ面白い話があります。
女性のフェロモンを嗅ぐことでテストステロンが約30%も増加したという研究データがあります。方法は、排卵期女性が3日間、就寝時に身につけたTシャツを15分間嗅ぐというユニークな内容です。

もし身近にパートナーや恋人がいましたら、お願いしてもらってテストステロンを増やしてみてはどうでしょうか?きっと変な目で見られ、最悪な場合、平手打ちされるかもしれませんが笑

セロトニンを増やすための睡眠


熟睡できていますか?睡眠の質が悪いとセロトニンが減少し、翌朝に起きると何となく疲労感があったりイライラしたりすることもあります。睡眠障害にはうつ症状と関連があるのをご存知ですか?

うつ病の主な症状には、倦怠感や疲労感、ヤル気がでない、頭痛などいろいろありますが、全て共通する症状として睡眠障害が挙げられています。

なぜ睡眠が大切?

うつ改善のために光療法を取り入れている病院がありますが、この光療法でセロトニンの分泌量を増やし睡眠のリズムを整えることもあるそうです。

睡眠リズムを確保するには、早寝早起きの規則的な生活にすることです。セロトニンは太陽の光がある時に分泌されやすくなりますが、睡眠中は日が沈んでからはセロトニンが不足してきます。

デスクワーク中心の人はセロトニンの分泌量が減少しやすく、ましてや仕事や人間関係などのストレスが加わると大幅に減少することもあるでしょう。セロトニンは蓄積することはできないので、早めの睡眠を取ってストレスによる疲労感を取り除くことが大切です。

セロトニンとメラトニンの関係

セロトニン脳の覚醒を促す神経伝達物質ですので、太陽の日の出とともにセロトニンが活性化します。

一方、メラトニン睡眠に必要な神経伝達物質で、夜になるとメラトニンが分泌され眠くなってきます。熟睡、快眠を得るにはメラトニンを十分に作り出すことです。

セロトニンが分解されてメラトニンになるのですが、このメラトニンは生体時計をリセットし良質な睡眠を促すものなんですね。つまり、セロトニンとメラトニンの分泌は体内時計でコントロールされているわけです。セロトニン不足が原因で、体内時計が乱れていると一日中寝不足のような状態になってしまいます。

したがって、メラトニンを十分な量作るには夕方までに太陽の光などでセロトニンを十分作っておくことが重要なのです!

光目覚まし時計でセロトニンを増やそう!


眠剤に頼らず、ごく自然に眠りにつきたいでしょう。極上な安眠を得るには、セロトニンを増やす方法の中で特に効果を発揮するのが光のパワーで起きることです。

睡眠を促す高級な布団や枕、さらに安眠によいアロマなどを試すのではなく、時計自体を変えるだけでセロトニンが活性化され改善に至ったケースもあるくらいですから。

普通の時計を光目覚まし時計に変えるだけ!

早寝早起きのできる人は、言うまでもなく光を有効に取り入れているからなのです。太陽の光を浴びるとセロトニンが活性化することが分かっています。ただ太陽の光を浴びるのは起きてからでないとできません。

だったら太陽の光と同等の光を出せる光目覚まし時計を使うのです!

光目覚まし時計をセッテイングした起床時間の30分前から徐々に明るくなり出し自分の顔を照らしてくれます。30分間太陽の光と同等の光を浴びることになるので、これでセロトニンが活性化します。セロトニンは脳の覚醒を促す脳内物質ですから、セロトニンの分泌が活発になり目も気分もスッキリするかもしれません!

そうすれば日中の覚醒感も持続でき、仕事や勉強を活動的に行うことができると思います。アクティブに動いた分、夜もしっかりと質の高い睡眠を確保することができるんですね。

一度くらい、こんな経験があるはずです。うたた寝している最中に、太陽の光が顔を照らし始めると自然と気持よく起きませんでしたか?「よだれが出るほど気持よかった!」と思ったはずです。それは光のお陰なんですね。光にはカラダのリズムを整える働きがあるのです!

ただカラダのリズムを整えるのに、最低限必要な条件があるのです。それは、光の力。セロトニンを分泌するには2500ルクス以上の光の力が必要というのです。この2500ルクス以上の光を5分以上浴びてこそ、セロトニンが活性化されるのです。

10,000ルクスまで人工的に調整可能な光目覚まし時計があるので、自身のライフスタイルに合わせて調整できます。音での不快な目覚めから開放したい人、日中ヤル気が出ない人、寝起きが悪い人にとっては不可欠なアイテムといってもおかしくなはいでしょう。

注意!
光目覚まし時計がありますが、高照度光療法器具とは大違いのようです。詳しくはブライトライト専門店さんの「光目覚まし時計」と「高照度光療法器具」の違いを読んでみて下さい。

※参考文献:有田秀穂著「朝の5分間脳内セロトニントレーニング」かんき出版

最後までお読み下さりありがとうございました。
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