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運動機能測定の結果で分かる生活機能のレベル

前職場で、介護予防のための運動機能検査をよくやっていました。
作業療法士でも関わる機会があるのですが、どちらかというと理学療法士がメインとなっていることが多い印象を受けます。運動機能に関する知識や技術は理学療法士の方が詳しいからでしょうか?

話を戻して、生活機能評価において、高齢者の日常生活面での動作の大きな要因である運動能力の測定は重要だと思います。

シャキ!

ここでは、運動機能測定の結果で分かる生活機能のレベルについてお伝えします。

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運動機能検査の種類


運動機能の検査には、次の3つの項目があります。

①握力
②開眼片足立ち時間
③歩行時間

これらの検査は、厚労省の話によれば、信頼性や予測妥当性の高いモノとされています。運動能力を測定するテストバッテリーがいろいろあるのですが、取りあえず上記の3つの検査を行いましょう、とういうことですね。

3つの検査の判定基準

これらの3つの検査結果による判定は、どのようにして決めるのでしょうか?
それぞれの判定基準値は以下のようになります。

①握力(上肢筋力の測定)
男性→29Kg未満
女性→19Kg未満

②開眼片足立ち時間(バランス能力の測定)
男性→20秒未満
女性→10秒未満

※補足:開眼片足立ち時間の平均値
・40代180秒
・60代前半70秒
・80代後半10秒
閉眼5秒以下だとハイリスク

③歩行時間(総合的基礎体力の測定)
<10m歩行>
男性→8.8秒未満
女性→10秒未満


<5m歩行>
男性→4.4秒未満
女性→5秒未満

※補足:5m歩行
75歳以上でカットオフは4.3秒。もし4.3秒以上だと3年後にIADL低下、4.3秒以下だと歩行能力維持。

生活機能レベルの判定結果


上記の判定基準値に基づき、各々基準値以下の場合は以下の通り。

握力:2点
開眼片足立ち時間:2点
歩行時間:3点

そして、合計を出して次のように生活機能レベルの結果を下すことになります。

0~4点:生活機能の著名な低下なし!
5~7点:活機能の著名な低下を認める!→運動器の機能向上プログラムに参加!

合計が5点以上であれば、「生活機能の著名な低下を認める」こととなります。そのような方は運動器の機能向上プログラムへの参加が強く推奨されるわけですね。

0~4点の場合は「生活機能の著名な低下を認めず」となりますが、今後も十分なフォローアップが必要となります。

もの凄くシンプルな検査で簡易化でありながらも、3つの検査項目だけでおおまかに対象者の生活機能レベルを知るのには良いですよね。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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