イールドで誤嚥性肺炎リスクのチェックを!
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
定期的にジョギングをしているおかげで、体重が64kg代に!(1月の時は69kgもありました^^;)
ところでイールドのことご存知ですか?
ある電車内で学生さんらしきの人たちがイールドのことで話しをしていました。
「イールド?聞いたことがあるぞ!過去に記事を書いたはず…。なんだっけ?」と思い出そうとしたけど、忘れてしまいました。
なので、もう一度調べてみました。
ここでは、イールドについてお伝えします。
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イールドとは?
イールドというのは、井上式誤嚥性肺炎疾患リスク評価というモノです。
つまり、イールドによって誤嚥性肺炎のリスクを探りだし、このリスクを1つずつつぶしていくというアプローチのようです。
誤嚥性肺炎になりやすい人って、嚥下機能に何らかの異常をきたしていると思いがちですが、それだけでなく、口腔や全身状態も総合的に評価することが大切なんですね。
誤嚥性肺炎のリスク評価
誤嚥性肺炎のリスクを評価するには、全部で10項目あるそうです。
1.口腔
口臭
口腔内乾燥
口腔内残渣
2.全身状態
ADL
息を吐く力
BMI
会話明瞭度
3.嚥下
ムセ・咳
水のみ検査
反復唾液嚥下検査
全部で10項目ありますので、10点のうち何点なのかを知ることができます。
イールド肺炎罹患リスクの判定基準
肺炎罹患リスクの判定基準は次の通り。
・2点以下→年0.5回以下
・3~5点→年1回
・6点以上→年複数回、もしくは3ヶ月以内
…となっています。
このイールドは比較的新しい評価方法のようですので、ネット上で検索してもヒット数はあまりありませんでした。
専門書なら詳細に掲載しているかもしれません。
誤嚥性肺炎は恐ろしい病気であることは周知の事実です。
このイールドで評価し、事前にリスクを把握し、もしあれば1つずつリスクを減らして誤嚥性肺炎の予防に努めていけたらいいですね!
あの学生さんはST?CW?を目指して勉強していたのかなぁ?
ぜひ頑張って欲しいものです!
最後までお読み下さりありがとうございました。
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