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信頼感を得る正しい敬語は大切か?

信頼感を得る正しい敬語は大切か?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

病院や施設で、一度は「接遇研修会」に参加したことがあるかと思います。
特に新人スタッフは当研修会への参加必須ですよね?

研修会で配布された資料を頂戴し、その中に「信頼感を得る正しい敬語」というタイトルが目に留まりました。

ここでは、信頼感を得る正しい敬語についてお伝えします。

 

信頼感を得る正しい敬語

下記の言葉をご利用者・ご家族様に対する言葉として好ましい表現は何か分かりますか?

自分→わたくし

自分の施設→私ども

昨日(きのう)→さくじつ

きょう→ほんじつ

だれですか?→失礼ですが、どちらさまですか?

と何項目かありました。

利用者からの質問で、どうしても分からない時に使う言葉は…、

いやぁ、ちょっと分かりませんねぇ。


と私は声をかけます。

でも好ましい表現は「申し訳ありません。わたくしでは分かりかねます。」…だって。

いつもノリノリな利用者Aさんから、

林さん、A見たいな子とB見たいな子、どっちが肉食系だと思う?

とある雑誌に載っている女優さん二人に指さしながら質問してきました。

申し訳ありません!わたくしでは分かりかねます!

と信頼感を得る正しい敬語を使ってみました。

ところが!

何だ?急に改まって気持ち悪いな!

(えっ!?)

いつも「わからんですわ」って言うでしょ?

利用者Aさんから見れば、敬語を使うような人に見えなかったんでしょうね。

いつもAさんと会話する時は、ノリノリな表現を使うことが多いから。

もちろん敬語を使うことは大切です。
でも利用者さんの話すスタイルに合わせて話した方が、会話の波長がピタッと合うことがあると思います。

NLP(神経言語プログラム)の基本テクニックに、相手のペースに合わせることでラポールを築くペーシングという技法があります。

話す速度や声の大きさ、語尾、トーンなどをAさんのペースに合わせたから、Aさんは心と心がつながっているように安心して、私とのコミュニケーションが取りやすいとそう思ったはずです。

だから私が敬語を使うと、波長がかみ合わず違和感を覚えてしまったのではないでしょうか?

で、Aさんの気持ちを汲んで言い直しました。

わからんですわ!

そうや!それや!


最後までお読み下さりありがとうございました。
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