セルフ・デプリケーティング・ユーモア 自分をネタにして笑いの渦に

セルフ・デプリケーティング・ユーモアでアピールを!

管理人は口ベタで、論理的に話すことも大苦手です。理性で話すよりも感性で話した方が、自分としては話しやすいんですよね。

セルフ・デプリケーティング・ユーモア(直訳:自分をバカにするユーモア)という手法があります。
リハビリをしながら、例えばROMex(関節可動域運動)の最中に、自分をネタにして笑いの一本を獲るようにしています。

ハヤシ喜ぶ

ここでは、セルフ・デプリケーティング・ユーモアについてお伝えします。

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セルフ・デプリケーティング・ユーモア


セルフ・デプリケーティング・ユーモアとは、自分の失敗談や欠点を笑い話に変えて相手に喜ばれるユーモアのことです。要は自分をネタにして、利用者を笑いの渦に巻き込んじゃいましょう!ということです。

利用者から見れば、セラピストは堅苦しいイメージを持たれているかもしれません。人は固いイメージの人よりもドジな所がある人の方が人として近寄りやすいと思います。

例えば、利用者に「手先が器用だね」とよく言われますが、セルフ・デプリケーティング・ユーモアを使うとしたら、「手先は器用かもしれませんが、恋愛はかなり不器用なほうなんですよ」とドジな面があることをアピールします。

お笑い芸人でも、自分のドジなところを披露することがありますよね?あれと同じです。

観客の心をグッと引き寄せるためのテクニックとして、わざと自分をネタにする使うわけですね。笑い飛ばせるような自虐ネタを用意することで、「人間らしさ」を感じさせて利用者にきっと好かれて信用されると思います。

作業療法士としてどんなに虚勢をはっていても、誰だって弱い部分があるものです。3流の作業療法士だって構わない。完璧な人間なんていませんから。どんどん自分をネタにしていきましょう!もしかしたら利用者のリハビリへのヤル気度がアップするかもしれません。

自虐ネタの例を挙げるとしたら、次のような3つのネタです。

good

手が荒れてハンドクリームを使おうと思ったら、間違えて歯磨き粉を持ってきちゃった!

ハヤシはう!

「トイレに行ってチャックを開けようと思ったら、チャックがないんですよ!よく見たらズボンが反対でした」

ハヤシ

昼ごはんを食べた後、いつものように歯を磨いていると、何か苦いなぁ!とよく見たらハンドクリームでした!

このように、自分のダメっぷりを披露して利用者に親近感を持ってもらいましょう!もし受けたら、自分も大げさに笑っちゃいましょう!笑いの渦に巻き込ませたら、こっちのモンですから。

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無駄な知識が利用者に100%好印象を与える?

相手を退屈させないような、ネタをいくつ持っていますか?

相手に毎回同じネタを話しても、相手を退屈させてしまうでしょう。相手を退屈させないためには、新しいネタをどんどん仕入れるしかありません。

無駄な知識でも十分に活かせると思います。生活上、役に立ちそうにもない無駄な知識を聞くと、なぜか「へぇー」と感じたことはありませんか?無駄な知識を蓄えて、それを相手に話して聞かせることができる人は、信用されると思います。

私の担当する方は、ほとんど健康関連に興味がありますので、健康がらみの無駄な知識をお話ししています。身を乗り出して聞いてくれるので、「なるほど、面白いですね!」と感心してもらえます。

例えば、汚い話で恐縮ですが、
「おならを我慢すると、カラダがどうなると思います?実はですね…。」とか「知ってました?耳垢がネトネトしている人は腋臭が臭うんですって!もしや自分も…。」

リハビリとは関連のない無駄な知識でも、何より相手と楽しく会話ができます。雑学力を身につけ、会話を楽しく盛り上げて利用者や患者に100%好印象を与えてみては?

最後までお読み下さりありがとうございました。
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