ザイオンス効果で親近感UP!

ザイオンス効果で親近感UP!

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

管理人は新規利用者を受け持つようになったら、必ず1日に2,3回会うようにしています。いや、会うと言うより偶然と見せかけて何度も顔を合わす、という表現の方が適しているかな?
リハビリへの参加拒否の強い人にも、挨拶するのではなく故意に顔を合わすようにしています。

顔を合わすだけというテクですが、自分に興味を示してもらうのに欠かせない心理戦の一つです。

ハヤシ喜ぶ

ここでは、相手との親近感を抱くためのザイオンス効果についてお伝えします。

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ザイオンス効果で親近感UP!


新規の方ですから、当然ながら私のことを知りません。少しでも私のことを知ってもらいたく、1日に数回顔を合わすようにしています。1日も早く良好な関係を築けば、新規利用者にとっては初対面よりも親しみが湧くでしょうし、何より私にいろいろと声かけてくれるかもしれません。

本人との会話のやり取りから潜在的なニーズをうまく引っ張り出し、早期段階からリハビリの目標を掲げ、アプローチしやすくなると思います。

偶然と見せかけて何度も顔を合わすというワザのことを、社会心理学で言うザイオンス効果(別名:単純接触効果)を言います。
簡単に言うと、利用者との接触回数を増やし、セラピストへの親近感や好意が生まれてしまう現象を言います。向こうから話しかけたり近づいてきたら、それはセラピストと利用者との間の心理的な壁が低くなってきたことになります。

赤ちゃんが一番分かりやすい例ですね。
ママ以外の人が抱っこすると泣く場合が多く見かけると思います。でも、ママ以外の人の顔を毎日見て接していれば、抱っこしても泣かなくなるでしょう。赤ちゃんからすれば、この人は安心できると本能的に判断したんだと思います。

管理人は愛娘に嫌われないようにと、積極的に抱っこやおむつ交換を行っています笑

さいごに

余談ですが、CMに出てくる「あのアイドルが気になって頭から離れない!」とか「ジャニーズにいそうなイケメンが気になる!」とか、一度は思ったことはありませんか?あれ、実は、それもザイオンス効果なのです!

新規利用者に好意を抱いてもらい、無意識下で仲間だと思わせるためにも、ザイオンス効果を使いましょう!

最後までお読み下さりありがとうございました。
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