
実習の心構え。実習は戦いである!
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
これから実習を始める学生のみなさん、心の準備はできていますか?
過去にどんな準備をしたらいいのかを紹介しましたが、今回は私が学生時代に講義で学んだ「実習の心構え」の資料を紹介します。改めて読み直すと、今となっては「確かに!」と妙に納得しちゃいました。

ここでは、実習の心構えについてお伝えします。ぜひご参考になれば幸いです。
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実習は戦いである!
実習の立場
①常に評価される側になる。常に見られている人だと意識すること。
これ、私がよく学生に指導しました。セラピストは評価する側だけど、利用者側もセラピストを評価します。だから「リハビリの○さんって、とっても面白い人よ~」と他利用者に言い回す利用者さんがたくさんいらっしゃいました。
②建前と本音の関係
建前→表→学習能力→虚
本音→裏→人間関係→実
表裏一体、干渉し合う。
実習の要諦
①「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
まずそういう人かを知る、判断能力を持つべし。
彼と己の関係
基本的に4つのパターンがある!
①他人には好き嫌いがある。
②自分にも好き嫌いがある。
③他人が好きで自分が好きな場合がある。その反対もある。
④逆に他人が好きで自分の嫌いな場合がある。その反対もある。
彼を知るとは?
バイザーはどのような人か、何を求めているのかを見抜く努力が大切。
OTとしての逆評価も意識したい。→自分はこうなりたいと目標を持ったほうがいい。
実習前に、学生さんに「自分の目指すOTとは?」をテーマにしたレポートを課題として指示したことがあります。そして、なるべく学生さんの求むOT像に近づけるように指導したりしました。
己を知るとは?
自分の長所をうまく表現したい。例えば元気だけでは物足りない。元気いっぱいだと逆によくないことがある!
自分が主体的に関わっていないと道が開けない。自ら切り開いて動くことが大切で、それが第一歩となる。
②郷に入れば郷に従え
まさにその通り!笑 とにかく施設や病院の方針や理念に沿って行動を取る、バイザーの指示に従うことが大切ですね。
③実習は人間関係である
自己表現ができる。積極性を見せるか?節度が問われる。言葉だけでなく、質も問われる。パーソナリティが大切!
全く質問しない学生もいるので、自分の考えを持ちたい。適度な自己主張ができたり、考察もできるようになるといいですね。
3つの基本を意識しよう!
学生時代、次の3点はとにかく意識したいとリハ学校の講師が熱く語っていました。
①挨拶ができる!
第一印象が大切→すべてはこれで決まると考えるべし!
実習生であることを忘れない。
笑顔や愛嬌が大切。
生意気や無知はすべて見抜かれる。
②時間が守れる!
期間厳守→嘘でも書け!
※完璧じゃなくてもいいから、70%の出来でいいのでとにかく書きましょう。デイリーノートを全く書かないで提出する学生がいました。あの時はさすがにカチンと来ましたが…。
③文章がかける!
今から書く練習をする。
さいごに
実習生活は本当に大変です!徹夜だけは避けましょう!睡眠が大切ですからね。私の体験ですが、ど~うしても眠い時はトイレで5分休みましょう。たった5分の睡眠でも復活できますから!
利用者の前で欠伸はNGですよ、バイザーに叱られたことがあります。