赤金魚を取り巻く環境がストレスを?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
座間市のホームページを何気なく読んでみたら、気になる絵がありました。
下の画像がそうです。
「こころの体温計」を利用し、自分のストレス度や落ち込み度が分かるというチェック方法です。
※わかりやすいイラストは→こちら
金魚鉢と猫のイラストを見て、ふと認知療養棟の環境に当てはまるのでは?と思ってしまいました。
スポンサーリンク
認知療養棟の環境と似てる?
つまり、それぞれのイラストの持つ意味を↓のように置き換えたら…。
・赤金魚(自分自身のストレス)→認知症の利用者
・黒金魚(対人関係のストレス)→他の利用者と介護スタッフ、家族
・水槽のヒビ(住環境のストレス)→殺風景で閉鎖感の強い食堂や生活感のない部屋
・水の透明度(落ち込み度)→ドアがロックされて自由行動が制限されている
・石(その他のストレス)→問題行動を出さないためにテーブルの前に座されるなど
・猫(社会的なストレス)→スタッフに監視されたり注意されたりする
この水槽の中で泳ぐ金魚の立場を考えると、どこか解決の糸口が見えてきそうな気がしますが…。
赤金魚(認知症を持つ利用者)を取り巻く環境によって、ストレス度や落ち込み度が大きく変わってくることもあると思います。
問題行動を引き起こす原因は、本人側にあるのではなく、実は周りの環境によって引き起こされることが多いと言われていますので、人・住環境にも目を向けるべきではないかと考えさせられました。
最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!