高齢者などの生活と居住環境
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
本日、勉強するテーマは高齢者などの生活と居住環境です。
※認知症ライフパートナーのテキストと過去問を参照にしています。
高齢者などの生活と居住環境
以下、管理人が大変参考になった点を挙げておきました。
ご参考になれば幸いです。
・五感への働きには、自然の光を浴びる時間が必要。午前中の光を全身に浴びるとよい。→自然界のリズムが体感できる。
・階段のデザイン。高齢者は歩幅が狭く、足も高く上がらないため、踏面40cm、蹴上げ10cm前後の緩やかな階段が望ましい。
※踏面は階段を踏むときの面、蹴上げは段差のことです。
・玄関の上がり框の段差は式台を設置して段差を分割。高さは10cmが望ましい。式台の奥行きは40cm。
・玄関には板状の手すりが便利。幅は手のひらが無理なくつける大きさが必要なので10cm以上。設置する高さは手を置いた時に肘が少し曲がる程度。
・玄関で靴の着脱時に身体を安定させて動作が行えるようにベンチがあると望ましい。奥行き40cm×幅45cm以上。
・転倒による事故原因の一つに、トイレに入り口がある。ドアを開けると時に身体を引いているが、その際によろけて転倒してしまうことがある!→トイレの入り口は引き戸が望ましい!←ちなみにドアが内開きだと、もし何らかの原因で失神しトイレ内に倒れてしまったら、ドアが開けられないので注意が必要!
・歩ける場合は、トイレのスペースは間口75㌢×奥行き165cmがベスト。長辺方向に出入り口を設置したほうがなおベスト!
介助が必要な場合は、間口125cm×奥行き165cmがベスト。片麻痺の場合は、麻痺側にスペースを!
車いすの場合は、間口165cm×奥行き165cmがベスト。
・便座に座る時にはゆっくりと着座すること!→気を緩めて「ドン!」と腰を下ろしたら、この衝撃で脊椎圧迫骨折をすることが多い!←これ、ホンマですわ!現場でもよく見かけます。
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ドン!と座ってしまうのは、脚力の低下が原因。
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防ぐには手すりは脚力の補助として腕力を活用して体重をささえるように!
・浴室内のスペースは、間口165cm×奥行き165cmがベスト。
・浴槽は和洋折衷式浴槽がベスト!長辺寸法の外寸が100~140cm。
浴槽内に座って、膝を少し伸ばした状態で足が前方の面に届くと座位が安定する。臀部後端から踵までの寸法がバスタブ内の寸法と同じ程度のものが安定した姿勢が保てる。浴槽の幅は75cm。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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