難聴で会話ができるか不安。それでも作業療法士になれる?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
本日からアメブロから当サイトに引越し致しました。
まだ始めたばかりでコンテンツが乏しいのですが、ずっと更新できるよう頑張りたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
難聴OT学生さんからのメッセージ
たまに難聴を持った高校生やOT学生からメッセージを頂きます。
ほとんどの方がツイッター経由で当ブログのことを知ったようです。
メッセをくれたみなさん、ありがとうございます!
メッセの内容ですが、やはり難聴に関する相談内容でした。
「難聴(聴覚障害)で利用者や患者とコミュニケーションが取れるか心配」という内容。
うん、そのお気持ち、よーく分かります!
老人施設で2ヶ所勤務していますが、常に緊張感を持って人とコミュニケーションを取るようにしています。
ですが、どう頑張っても克服できない能力があります。
それは、相手の話を聞き取る力です。
感音性難聴をお持ちの方なら分かると思いますが、聞き間違えることが多いです。
テレビやラジオから流れる音声でも、どうも聞き取りづらく苦手です。
ラジオは全然聞いていませんが、テレビではなるべく字幕付きにしています。
人とのコミュニケーションを取る時に、集中して聞いても内容の意味を理解できなかったり、何度も聞き直すことがあります。
相手からの質問に対し、私からの返事が遅れてしまうこともあったりします。
以前、脳神経外科の医師に「聴覚レベルというより高次脳レベルに問題がある」と言われたことがありました。
要するに、知的機能は正常だが、知覚した音を言語として認識する能力に問題があるということです。
人に話しかけられた言葉を1語1語反芻して、内容を理解しようと努力しています。
即答を求められた場合、聞いた言葉の内容を理解するのに多少時間がかかってしまうことがあるため、すぐに応答できないこともあります。
学校の先生やバイザー、利用者や患者に、「人の話を聞いてない」とか「集中力が足りん!」とか、何度叱られたことか…笑
もちろん事前に「自分は難聴です」と申告しています。
相手に不愉快を与えているつもりはないのですが、難聴だからと言い訳にしたくないので、その際は謝るようにしています。
生まれてからずっと難聴人生を送っているけど、難聴であることに後悔していません。
学生時代、ボランティア活動で自分よりも障碍の重い人たちと交流したことがあります。
そんな方と比べたら、自分なんて…。
自分を信じて当たって砕けろ!なんとかなるさ!の気持ちで、難聴人生を送って欲しいと思います。
私のような難聴でも、作業療法士になれます!
コミュニケーション面で不安な要素があると思いますが、周囲のスタッフが助けてくれますから大丈夫です!
難聴でOTを目指す方いましたら、遠慮なくメッセージをくださいね^^
最後までお読み下さりありがとうございました。
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