口すぼめ呼吸で誤っているのはどれか?

みなさん、こんばんは。崖っぷちの難聴のOT林です。

さて、今日は口すぼめ呼吸に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:口すぼめ呼吸で誤っているのはどれか?2つ選べ。
1.呼気時は気道に予備圧力が生じさせる。
2.気道の虚脱が生じる。
3.気胸にも適応がある。
4.機能的残気量が減少する。
5.吸気では口を閉じる。

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:2と3
・口すぼめ呼吸とは?
呼気に際して口をすぼめ息をゆっくり吐き出す呼吸法。
口すぼめ呼吸では、気道内圧の上昇により気道閉塞の程度が軽減し虚脱しにくくなり、換気量を増加させることができる。慢性肺気腫に対し行われる。

・気胸とは?
自然気胸:胸膜の破損により胸腔内に空気が貯留する状態で、外傷や人工気胸などの外因がなくて起こる場合を”自然気胸”という。

<さらに知識アップ!>
気胸の概要
・20前後の細長型体型の男性に多い!
・突然の呼吸困難と胸痛、乾性咳が見られる!
・打診上、胸痛側で鼓音を呈する。
・聴診上、呼吸音の減弱が見られる。
・X線上、縦隔の健側偏位、患側肺の虚脱

最後までお読み下さりありがとうございました。
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