胸郭出口症候群で誤っているのはどれか?国試に挑戦!

みなさん、こんばんは。崖っぷちの難聴のOT林です。

さて、今日は胸郭出口症候群に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:胸郭出口症候群で誤っているのはどれか?
1.神経血管束の圧迫により発症する。
2.頚肋により発症する。
3.発症には斜角筋が関与する。
4.若い男性に多く発症する。
5.アドソンテストは陽性である。

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
胸郭出口症候群:前・中斜角筋、鎖骨、第1肋骨などで腕神経叢、鎖骨下動・静脈が圧迫されて生じる症候群。
肩から上腕にかけての痛みやしびれ、易疲労性、皮膚の蒼白・冷感などがあり、上肢の挙上で症状が憎悪し、頚が長くて、なで肩の若い女性に多い
圧迫の原因として、頚肋あるいは第7頚椎横突起があげられる。

頚肋症候群:頚肋による圧迫
斜角筋症候群:前・中斜角筋の緊張と圧迫
肋鎖症候群:第1肋骨と鎖骨との間の圧迫、リュックサック麻痺(長胸神経麻痺)。
過外転症候群:上肢挙上・過外転位で、小胸筋緊張による圧迫。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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