OTPT国家試験のイメージみなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

そういや、今日からお盆休みですね!
思う存分、夏気分をエンジョイしたいのですが、どこに行っても混むだろうから、家でのほほんと過ごそうかなと思います。

さて、今日は「日本作業療法士協会誌No.63 2017年5月」に掲載されていた、第52回作業療法士国家試験の不適切であった問題を紹介します。
どこらへんが不適切だったのでしょう?


問題1:20代の男性。頸髄損傷完全麻痺(Zancoliの四肢麻痺上肢機能分類C6B2)。仰臥位から長座位への垂直方向の起き上がり動作獲得のために練習を行っている。
図に示す肢位で肩甲帯を左右に振り重心を移動することを繰り返す。正常以上の関節可動域拡大を目的とした関節運動はどれか。

※画像をご覧ください↓
OT国試のイラスト
1.頚部伸展
2.肩甲骨外転
3.肩関節水平伸展
4.肩関節内旋
5.肩関節外旋
 

問題2:肩甲骨の運動とそれに作用する筋の組み合わせで正しいのはどれか。
1.挙上-小胸筋
2.下制-鎖骨下筋
3.外転-僧帽筋
4.内転-菱形筋
5.下方回旋-前鋸筋

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:解なし
文献によれば、頸髄損傷完全麻痺(Zancoliの四肢麻痺上肢機能分類C6B2)のレベルでは、垂直方向の起き上がりができない。基本的な方法はまず寝返りを行い、上体を半腹臥位から両側肘荷重(on elbow)とし、体幹前屈位を経て座位とする方法である。問題文の垂直方向の起き上がりができるのは、C6B3からである。
したがって、問題文に不備があるため解答を選択できない。

 

問題2の正解:2と4(複数の解が選択できる)
この問題は1つではなく、複数の選択肢を正解とすることが望ましいと思われる問題でした。
文献によると、肩甲骨を内転する筋として、僧帽筋中部線維、菱形筋とあり選択肢「4」は正解。
肩甲骨を下制する筋に鎖骨下筋、小胸筋、大胸筋、広背筋とあり、選択肢「2」も正解。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。
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