急性期ケア専門士の試験終了!復習!

急性期ケア専門士の試験終了!復習しましょう!

みなさん、おはよございます。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

5月15日~5月28日に行われていた急性期ケア専門士の試験が終了しました。
受験された方々、大変お疲れ様でした!

公式テキストを何度も読み返すほど、勉強しました。
試験が終わっても、現場でも覚えたことを活かせるように、時々、公式テキストを読み直していこうと思います。

急性期ケア専門士は急性期ケア・急変対応におけるスペシャリストです。
状態変化の兆候をいち早く察知し、アセスメントから初期対応、医師への報告など急性期におけるケアの実践を行えることを目指す資格です。また、病院だけでなく地域医療に携わる医療スタッフの方にも、在宅時から基幹病院へ【命のバトンをなめらかに】つなぐために実践できるノウハウを習得できます。※急性期ケア専門士の公式サイトより

シャキ!

ここでは、管理人が備忘録としてTwitterに投稿した急性期ケア専門士に関する内容をざっと集めてみました。

 

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Twitterに投稿した急性期ケア専門士に関する内容

【胸痛】
critical(見逃してはいけない疾患)な疾患であるFive Killer Chest Painとは?↓
①急性冠症候群
②急性大動脈解離
③肺血栓塞栓症
④緊張性気胸
⑤突発性食道破裂

【痙攣発生時のポイント】
①その場を離れない
②口腔内にものをいれない、体を押さえない
③二次損傷を防ぐ

【錐体路障害による麻痺のスクリーニング】
①バレー徴候
②ミンガッチーニ試験
③FAST試験

【デルタ脈拍数20ルール】
体温が1℃上昇毎に、脈が20回/以上増加する場合は細菌感染の可能性が大きくなる。
☆⊿HR/⊿BT>20

救急救命士が行うことができる処置は33項目。そのうち、処置を行う際に都度医師の具体的な指示を必要とする特定行為と呼ばれる救急救命処置が5項目あり、気管挿管など器具を用いた気道確保や静脈路確保、薬剤投与などが該当。

呼吸回数は30回以上/分を超える場合、呼気・吸気とも不十分な呼吸運動を意味する。頻呼吸は呼吸仕事量、酸素消費量が増加するため緊急事態であると認識する。

腹痛;1⃣内臓痛、2⃣体性痛、3⃣関連痛
内臓痛→体性痛や関連痛を訴えるようになる。

腹膜刺激症状;腹痛を訴える患者に腹膜刺激症状があると腹膜炎の可能性が高い。
※症状→筋性防御、板状硬、反跳痛、打診による圧痛

【痙攣発作の種類】
★部分発作→①単純部分発作(意識障害なし)、②複雑部分発作(意識障害あり)
★全身発作→①間代性痙攣、②強直性痙攣、③強直性間代性痙攣

発熱の初期対応は「感染症」を主軸に考え対応する。特に感染症の中で怖いのが敗血症。死亡率は約20%。敗血症ショックに移行すると死亡率は約46%にあがり、生命の危機を及ぼす。
敗血症をスクリーニングする方法にqSOFAがある。

【圧座症候群(挫滅症候群、クラッシュ症候群)の病態】
①破壊された筋肉細胞から漏出したカリウムが血液内に流入し高カリウム血症となる心原性ショック
②破壊された筋肉組織内に血液が流入し相対的に循環血流が少なくなる低容量性ショック

PFA:災害やテロなどの深刻な危機的出来事に見舞われた人に対して行う人道的・支持的・かつ実際的な支援のことである。Do No Harm(これ以上傷つけることがなく人や地域の回復を阻害しない支援)を原則としている。

救命処置が1分遅れるごとに救命率が7~10%低下していき、10分経過すると救命できる可能性はごくわずか。
救命できたとしても、脳への酸素供給不足が3,4分続くと、重度の後遺症を残す可能性がある。

【異常な呼吸様式】
◎チェーンストークス呼吸:呼吸器と無呼吸が繰り返される周期性呼吸→重症心・腎・脳疾患の末期 予後不良
◎下顎呼吸:吸気時下顎が上方へ挙上、呼気に下がる不規則な呼吸→死戦期呼吸

【急性冠症候群の特徴】
・ST上昇型の心筋梗塞、非ST上昇型の心筋梗塞、不安定狭心症
・安静でも20分以上持続する激しい胸痛、冷汗、嘔気がある
・心原性ショック、致死的不整脈を合併する場合がある。
・早期の冠動脈枝病変の再灌流を急ぐ!

【#8000と#7119の違い】
#8000:小児救急医療電話相談。家庭での対処方法や状態の観察ポイントを知りたいと思う時に相談。
#7119:救急車を呼ぶべきか、病院に行くべきか判断に迷う時に相談。

【ショックの判断基準】
★大項目:血圧低下
収縮期血圧90mmHg、または平時の血圧より30mmHg以上の血圧下降
★小項目:3項目以上を満たす
・心拍数100回/分以上、または60回/分未満
・微弱な頻脈、徐脈
・爪先の毛細血管のリフィリング遅延
・意識障害
・乏尿、無尿
・皮ふ蒼白と冷汗、39℃以上の発熱

【イレウスの分類】
★機械的イレウス:●単純性(閉塞性)イレウス
         ●複雑性(絞扼性)イレウス
★機能的イレウス:●麻痺性イレウス
          ●痙攣性イレウス

【魅力あるリーダーになるための6つの学び】
①素直さが大切
②世の中を教科書にする
③聞くこと・読むことの習慣化
④話すこと・書くことの習慣化
⑤何もない時間で差をつける
⑥楽しんでやる

頭痛には300種類を超える頭痛性疾患に分類。頭痛患者の約80%以上は良性の頭痛。もっとも多い頭痛は緊張型頭痛で、頭痛全体の約50%を占め、次に片頭痛が多い。頭痛全体の2~3%で、くも膜下出血などの重症疾患が原因。

【めまいの種類】
①回転性めまい:ぐるぐる回る、悪心・嘔吐を伴うことが多い。短時間でおさまる。
②浮動性めまい:ふわふわする。肩こりや頭痛を伴うことが多い。安静にしても治まらず長時間続く場合がある。
③失神性めまい:眼の前が遠くなる。意識を失うことがある。

【意識障害】
★一次性脳障害:脳血管障害、頭部外傷、頭蓋内感染症、脳腫瘍、てんかん
★二次性脳障害:循環不全、呼吸障害、糖代謝異常、電解質異常、肝障害、腎障害、内分泌機能障害、ビタミン欠乏、中毒、体温障害

最後までお読み下さりありがとうございました。
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