もうすぐ急性期ケア専門士の試験。一問一答に挑戦!

もうすぐ急性期ケア専門士の試験。一問一答に挑戦!

みなさん、おはよございます。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

朝早くから試験勉強をしております。実は、5月17日に急性期ケア専門士の試験があります。

正直に言うと、あまり自信がありません。見慣れない専門用語が多くて覚えるのに一苦労…。

急性期ケア専門士は急性期ケア・急変対応におけるスペシャリストです。
状態変化の兆候をいち早く察知し、アセスメントから初期対応、医師への報告など急性期におけるケアの実践を行えることを目指す資格です。また、病院だけでなく地域医療に携わる医療スタッフの方にも、在宅時から基幹病院へ【命のバトンをなめらかに】つなぐために実践できるノウハウを習得できます。※急性期ケア専門士の公式サイトより

老人ホームで勤務している作業療法士の私は、リハビリ中に入居者が急変した時でも、慌てずにホーム内でも行える最善の方法で急変対応を実践できるようになりたいですね。

老人ホームは病院ほど医療器材が揃っていません。だからこそ急変対応をしっかりと行い、搬送先病院まで命をつないでいくことが重要です。

公式テキストには、実にためになる情報が満載です。急変時の見逃してはいけないサインにいかに気づけるかどうか、自身の専門的な知識と技術、そして経験値によるものが大きいでしょう。

シャキ!

ここでは、Twitterに投稿した一問一答をざっと集めてみました。試験を受ける方がいましたら是非目を通してみてくださいね。

 

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一問一答に挑戦!

マルバツの問題ですが、分かります?

Q1:妊婦が心停止を起こした場合もAEDを使用することができるが、AEDによるショックは胎児に害を及ぼすことがある。
 
Q2:【低体温症】について。深部体温(直腸温)が35℃以下に低下した状態を言うが、重症の場合は32℃以下である。
 
Q3:小児に対する胸骨圧迫する時、胸骨圧迫と人工呼吸の比率は、1人法では30:2、2人法では15:2で行う。圧迫のテンポは1分あたり80回で行う。
 
Q4:38.5℃以上の発熱や戦慄が生じた場合、早急に尿検査・尿培養を2セット以上採取することが勧められている。
 
Q5:SIRS診断基準の2項目以上を満たす。またquick SOFA2項目以上を満たす場合、JTASレベルは3である。
 
Q6:小児は呼吸不全またはショックに続発して起こることが多いと言われている。小児の救命の連鎖では、救急対応システムへの出動要請が最初の鎖となる。
 
Q7:小児に対する胸骨圧迫する時、胸骨圧迫と人工呼吸の比率は、1人法では30:2、2人法では15:2で行う。圧迫のテンポは1分あたり80回で行う。
 
Q8:【神経反射失神の特徴について】交感神経が優位となり、脳血流が低下して出現する。
 
Q9:【GCSの運動機能について】痛み刺激に対して緩徐な屈曲運動が見られる場合、2点となる。
 
Q10:レビー小体型認知症の好発年齢は60~70歳である。
 
Q11:アルツハイマー型認知症の進行はレビー小体型認知症に比べ早い。
 
Q12:対麻痺は上位運動ニューロンが頸髄で両側とも障害された場合に出現する。
 
Q13:いつも気持ちが張り詰め、ドキドキしたり物音にひどく驚いたり、怒りっぽくなったりする。これは過覚醒症状である。
 
Q14:第1選択としてフェ二トイン(アレビアチン)、レベチラセタム(イーケプラ)を使用する。
 
Q15:ルート確保ができない場合、医師の指示で静脈注射を行う可能性もあるが、基本は筋肉注射である。
 
Q16:血糖値が50mg/dL以下になると、限局性の痙攣を引き起こしてしまうことがある。
 
Q17:小腸閉塞の症状について。発症は緩やか。半数に嘔吐見られず。20%が下痢を起こす。
 
Q18:大腸閉塞の身体所見として、腹部膨満、腸蠕動音低下が見られる。
 
Q19:傷病者に対して救急処置を実施しながら搬送することが本来の救急隊の役割であり、家族や本人の意思で心肺蘇生をせず搬送するという活動は、現在の法律上、認められていない。

マルバツの問題ですが、分かります?

答えは…(下の方へ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は?

Q1:✗
Q2:✗ 重症は28℃以下。軽症(32~35℃) 中等症(28~ 32℃)
Q3:✗ 成人と同様、圧迫のテンポ100から120回で行う。
Q4:✗ 尿検査・尿培養→血液培養員二人で提供できる。
Q5:✗ 3レベルではなく、2レベル。
Q6:✗ 心停止の予防が最初の鎖となる。
Q7:✗ 成人と同様、圧迫のテンポ100から120回で行う。
Q8:✗ 交感神経ではなく副交感神経
Q9:✗ 緩徐な伸展運動が2点。緩徐な屈曲運動が3点。緩徐な伸展運動が2点となる。
Q10:○
Q11:✗ レビー小体型認知症のほうが進行が早い。
Q12:✗ 正しくは胸髄以下の部位で障害された場合に出現する。頸髄の場合は四肢麻痺となる。
Q13:○
Q14:✗ 第2選択が正解。第1選択はジアゼパム。第3ん選択はプロポフォール。
Q15:✗ 基本は筋肉注射ではなく静脈注射である。
Q16:✗ 限局性ではなく全身性痙攣。
Q17:✗ 大腸閉塞の症状である。
Q18:○ 小腸閉塞の身体所見→腸蠕動音亢進、金属音、打診にて鼓音。
Q19:○