みなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴OT林です。
今回は「認知症の介護」に関するケアマネ一問一答です。
○☓問題に挑戦!
Q1:認知症疾患医療センターは、もっぱら認知症患者の高度な治療を行うことを目的としている。
Q2:認知症ケアは、他者との交流を持ち続けることが重要であるため、「よりそうケア」よりは「与えるケア」を基本として行う。
Q3:居宅サービス計画では、認知症高齢者の意志や希望をくみ取り、潜在能力を引き出すことが求められる。
Q4:認知症高齢者は知的機能が低下しているので、排尿誘導は時間を決めて行う。
Q5:認知症の主症状は、記銘・記憶力障害および判断能力の低下であり、これらは進行性である。
Q6:認知症の原因は、脳血管障害と脳変性疾患に分類される。
Q7:認知症の症状を示す疾患には、脳腫瘍や正常圧水頭症のほか、甲状腺機能低下症などの全身性疾患もあるので鑑別診断が重要である。
Q8:レビー小体型認知症では、具体的で詳細な内容の幻視が見られることが特徴である。
Q9:頭部外傷後1~2ヶ月後に認められる認知障害の場合には、慢性硬膜下血腫の可能性がある。
Q10:認知症発症の二次的要因には、加齢による感覚器の機能低下、入院や転居、家族との離死別などがある。
答えは…(下の方へ)
正解は?
認知症のある人や家族が地域での生活を継続できるように支援することが目的。
Q2:☓
人格を尊重し、本人の気持ちに寄り添ったパーソンセンタードケアが基本。
Q3:○
Q4:☓
重度でなければ尿意は保たれているため、尿意のサインを察知して、的確にトイレに誘導する。
Q5:○
見当識障害、実行機能障害もある。
Q6:☓
感染症疾患や脳外科疾患、内分泌代謝系疾患などがある。
Q7:○
脳変性疾患である前頭側頭葉変性症やレビー小体病などもある。
Q8:○
せん妄との鑑別が難しいと言われる。
Q9:○
血腫が脳を圧迫して認知障害や言語障害などを起こす。
Q10:○
入院や転居などで生活環境を変えることによる負荷をリロケーション・ダメージといい、心理的不安や混乱が高まって、それまでになかった障害が生まれることがある。
お疲れ様でした!