歯磨きの効果と義歯の洗浄時に歯磨剤はOK?

歯磨きの効果と義歯の洗浄時に歯磨剤はOK?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

定期的に歯医者に行っているので、今の所、新たな虫歯が発生していません。
歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなど歯の状況に応じて使い分けるように心がけています。

丁寧に磨けているかどうか不安な方は、歯垢染色剤を使うといいかも?
歯科医で一度やってもらったら、あちこちと結構磨き残しがありました。

自分では磨けているつもりでも、案外、磨き残してしまうものです。
歯垢染色剤には、錠剤タイプ、液体タイプ、ジェルタイプといろいろな種類があり、お値段もメッチャ格安!
今度、機会があったらやってみてください。

ハヤシ喜ぶ

さて、今日は歯磨きの効果と義歯の洗浄についてお伝えします。

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歯磨きの効果は?

歯磨き効果として、次の3つある。

①心理的効果
精神的健康の一助となる。
②予防効果
う蝕や歯周病に対する予防
③治療効果
う蝕や歯周病に対する治療

ただ③の治療効果についてはまだ認知度が低い。
口腔ケアの意義として、介護や医療の現場から啓蒙していくことが大切。

歯磨きによる治療効果とは?

①う蝕の治療効果
歯磨きによって再石灰化作用が促進。
虫歯菌は糖質を摂取することで酸を作り、その酸が歯のエナメル室や象牙質を溶かす。
一方、唾液に含まれているカルシウムは、再石灰化作用により歯の溶けた部分に沈着していく。
②歯周病の治療効果
歯磨きによって、歯周病の進行が抑制される。
歯磨きによるマッサージ効果で歯肉の毛細血管の血流がよくなり、歯周病による歯肉の腫れや出血が治まることがある。

歯磨きによるプラークコントロール

歯垢=プラークを除去するための行為全般を意味する。
歯ブラシを用いた日々の歯磨きに加え、音波歯ブラシや含嗽、清掃補助具などを併用し、より効率的に歯垢を除去していくことが大切。
※清掃補助具とは、歯間ブラシやデンタルフロス、舌ブラシなど。

プラーク1gでどれくらいの細菌がいると思います?
調べてみたら…、

なんと1~3兆個

歯垢は厄介なんですね。
それがう蝕や歯周病の大原因となります。

プラーク…、侮れぬ!

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義歯の洗浄


義歯の洗浄方法には、次の2つの方法があります。

①歯ブラシなどの清掃用具を使って物理的に汚れを落とす機械的洗浄
②入れ歯洗浄剤などの薬品を使って化学的に汚れを落とす化学的洗浄

歯磨き粉で義歯を洗うのはOK?

ところで、義歯の洗浄には、どんな歯磨剤を使っていますか?

一般の歯磨剤はNG!とされています。

なぜなら歯磨剤には研磨剤が配合されていることが多く、義歯を傷つける恐れがあるから。

仮に一般の歯磨剤を使ったら、義歯についた傷は細菌の温床となり周辺にう触や歯周病を引き起こすことがあるんですね。
したがって、一般の歯磨剤ではなく、義歯専用の歯磨剤を使うこと!
義歯専用の歯磨剤には、優れた抗菌性がある!

義歯を丁寧に磨いたかどうか不安があるのなら、歯垢染色剤を有効に使うと良いと思います。

義歯を洗浄してから、歯垢染色剤を全体に塗布し、その後に歯垢染色剤を流水で洗い流すだけ。
そうすれば、義歯のどこに汚れが残っているのかが視認でき、より確実に歯垢の除去が可能となるはずです。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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