ほくろは消す必要ある?
今すぐにほくろを消したい!と強く思っている人、実に多くいると思います。現在の医学なら、確実にほくろは消せるけど、本当に消す必要はあるのでしょうか?
手術で取り除いたり、レーザーで焼いたりと色々な方法がありますが、なにせ自分の身体に直接触れるわけですから誰だって傷を付けたくない!手は入れたくない!と思う方もいるかもしれません。
でも、そもそもほくろを消す必要はあるのでしょうか?
ここでは、ほくろを消す必要性と治療法についてお伝えします。
スポンサーリンク
消して欲しいほくろの位置ベスト3
みなさんは消して欲しいほくろの位置はどこでしょうか?
あるアンケートでは、以下の様な結果がありました。
<あなたは顔のどの位置にあるほくろを消したいと思っていますか?>
第1位 鼻の下
理由:ひげを剃りづらい、虫などの異物に見える。メイクする時に邪魔。
第2位 左目尻の横
理由は:人相学的に良くない(散財しがち)。
第3位 右眉毛(眉間近く)の下
理由:人相学的に(意志が弱い)。
このような結果が出ましたね。まあ確かに鼻の下にあると、「○クソ」と思われちゃいますもんね。他には唇と口元もありましたが、これらは意外と少なかったようです。有名な女優の口元にほくろがあると、セクシーさを強調するために残っているためだと思われます。
男性は美容のことなど気にしない人が多いと思うけど、女性は顔にほくろがあると、美容上、悩みがあることと思います。女性の「美」は永遠のテーマですから、いつまでもキレイであり続けたいはずです。
ほくろは消すべき?残すべき?
ほくろというのは紫外線や外部刺激によって生成されるメラニン色素が原因で、一般に悪性化して身体に害を及ぼすことは非常に少ないと言われています。したがって、ほくろを消す必要はないのです!
問題なのは美容面。
ほくろの位置によって顔の印象が大きく変わるのは確かです。他人から見るとなんてことはないけど、当人にしたら、かなりのコンプレックスを抱いていると思います。もちろん悩みの程度は人によってバラバラですが、ほくろがあるお陰で、自慢の笑顔さえも曇ってしまう人もいます。
はっきりした理由があるなら、ここは思い切ってほくろを消す選択肢もあるでしょう。
メラノーマに注意!
一つだけ注意して欲しい点があります。ほくろと外見は似ているのに、実は、全く似て非なる恐ろしい病気の可能性が潜んでいることです!
それがメラノーマという疾患。悪性黒色腫とも言われ、名前からすると本当におぞましいですね。これは色素細胞(メラノサイト)が無制限に増え続ける悪性のできもの、いわゆる皮膚がんの一種です。
メラノーマはがん組織の成長がかなり早く、あっという間に他の組織に転移してしまうほど厄介な病気なのです。
見た目が本当にほくろと似通っているため、素人の目ではメラノーマだとは気付かない人がほとんどだそうです。だから皮膚科で診断を受けて完全に切除する必要があります。
通常、良性のほくろは簡単に悪性に変化しないと考えられていますが、良性のほくろだと思っていたものが、実はメラノーマだった!なんてことも笑えない話もあるのです。
もし、ある日ほくろが急激に拡大した!くぼみや濃淡がある!出血した!と少しでも変だなと思ったら、深刻なサインと受け止めて早急に皮膚科に行って診てもらいましょう。
人相学とほくろ
顔のほくろを消してしまえばコンプレックスが解消され、人前で堂々と顔をさらすことはできると思いますが、人相学では、顔のほくろは重要とされています。
将来の運勢が悪化になるのでは?と不安や心配がよぎる人もいると思いますが、人相学的に良くないとされるほくろであれば思い切って除去してみるのもアリです。逆に人相学的に良いとされるほくろの場合は、美容上、気にしないのであれば残した方がいいでしょう。
そのことを医者に相談すると、「それは科学的な根拠がない」とか「そんなの迷信だ」と言い返されるかもしません。そんな時は運勢のことを気にせず思い切って除去すれば気持ちがスッキリすると思います。メラノーマのほくろの場合は必ず除去した方がいいケースもあるので、皮膚科の医師に相談して下さい。
スポンサーリンク
ほくろを消すには、どんな方法が?
ほくろの位置や大きさ、ほくろの種類などによって治療法が異なってきます。
ここでは、外科的な療法についてお伝えします。
ほくろを消す方法
一般的に大きく分けると、次のような方法があります。
・くりぬき巾着(きんちゃく)縫合法
・切除縫合法
・炭酸ガス(CO2)レーザー治療
・Qスイッチヤグレーザー治療
電気焼灼法