
補聴器、無事に帰還!スタッフから学ぶ行動指針
みなさん、こんばんは!崖っぷちのOT林です。
数年前、よみうりランドで補聴器を紛失してしまったのですが、スタッフさんのおかげで無事に戻ってきました。
スタッフさんたちの行動が素晴らしく、改めて行動指針を学ばせていただきました。

ここでは、スタッフから学ぶ行動指針についてお伝えします。
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補聴器が紛失!
よみうりランドに行ったのは、300万球のイルミネーションを観るためです。まだ明るいので、入園して早々ジェットコースターに乗車しました。
そこで、思わぬ大ハプニングが!
ジェットコースターの乗車中、衝撃でバーが左側の補聴器に接触し、そのまま落下してしまったのです!20数万円のする補聴器が一瞬で紛失してしまったわけですな!
探したいんだけど、乗車中で手を思うように動かせないし、外のどの辺りで落としてしまったのかも分からんし、補聴器自体が軽量なので風に飛ばされた可能性もありましたし…。もし外に落としてしまったら、衝撃で確実に破損するでしょう。
ジェットコースターを乗り終えた後、次の人が来る前に探してみたのですが確認できませんでした。
その時は半ば諦めたのですが、落とした旨を事務系のスタッフに話し、「探してみます。結果はお電話を致します。」とにこやかな表情で応対してくださいました。
そして、ブルーな気持ちのまま家路へ…。晩飯の時に、よみうりランドさんから一本の電話が入り、「それらしきの補聴器が見つかりました」と。紛失した補聴器の特徴をお伝えしたら、まさにその補聴器でした。
で、今日、再びよみうりランドへ足を運び、昨日と同じ事務系のスタッフさんが現れて、「(座席の)足元の奥の方にありました!」と。「あ!それです!」と、まさに私の補聴器そのものでした。しかも無傷で無事でした!
それにしても、よく外に落とさなかったな、我が補聴器さんよ…。スタッフに発見される前、恐らく何度も乗り回したことだろう。
我が補聴器よ、乗り心地はどうやった?
スタッフさんの行動から学ぶ
よみうりランドのスタッフさんのホスピタリティ・マインドがなにより素晴らしかったです。
ジェットコースターは危険な乗り物です。もしかしたら私の補聴器が原因で事故が起きてしまったら…と思うと、ゾッとします。きっとアトラクションのスタッフたちは、「安全」を最優先に落し物を探す行動を取られたことでしょう。
福島文二郎著「9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方」によれば、ディズニーの行動指針の優先順位が次のようになっています。
①安全性
②礼儀正しさ
③ショー
④効率
このことから分かるように、「安全性」が最優先になっています。安全性が保たれてはじめて、お客さんはパークを楽しめるというわけですね。
この行動指針、医療現場でも当てはまりそうな気がしませんか?医療従事者は仕事する上で、何を優先に、何を行動していればいいのか、戸惑う人がいるかもしれません。でも、上述した4つの行動指針の優先順位を参考にすれば、各自のすべきことが見えてくるでしょう。
明確な行動指針があってこそ、利用者や患者のためにすべきことが目に見える形となって現れ、行動を取りやすくなるのではないと思います。
よみうりランドのスタッフさんの取った行動はすべて的確で、何よりも私のためにしてくれたことが本当に嬉しかったです。スタッフさんたちの対応の仕方が、大いに参考となりました。よみうりランドのスタッフさん、本当にありがとうございました。
補聴器は無事に聞こえています!また遊びに行きますね!※新しい補聴器を作製してもらうのに必要な20数万円を払わずに済んだ笑