高齢期に多く見られる難聴者の特徴

高齢期に多く見られる難聴者の特徴

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

私は先天性難聴を持っています。
言語発達の遅れが生じ、上手に発音ができなかったり聞き覚えが悪かったりと様々な問題がありました。
特にサ行の濁音が難しい!!

今でも現場での電話対応やカンファ、打ち合わせなどが苦手ですが、周囲のスタッフさんの協力もあってできる範囲内で仕事をしています。

難聴や聴覚障害はコミュニケーションの障害で、目に見えない障害かなと思います。
ハンディキャップを認知され難いかもしれません。

ハヤシ喜ぶ

ここでは、高齢期に多く見られる難聴者の特徴についてお伝えします。

スポンサーリンク

 

高齢期に多く見られる難聴者の特徴とは?

高齢者では軽・中等度難聴が多いとされ、難聴があることを認めたくない傾向があるようです。

補聴器を装着したくないのは、自分の「老い」を認めたくないからなんですね。

けど、コミュニケーション障害により孤独感が生まれます。
ノイローゼ気味になったり、認知症発症リスクが高まったりすることがあるので精神的管理が必要かなと思います。

※難聴と認知症の関係について以下の記事をご参照ください↓

高齢期の難聴者と上手にコミュニケーションを取るには?


そんな高齢期の難聴者と上手にコミュニケーションを取るには、一般的特徴を把握することです。

一般的特徴というのは、次の通り。

①補聴器を装着しても、聴覚利用のされていない人が多い。

当人と向き合って口の形をハッキリさせ、話すこと!
 
②周囲環境が賑やかだったり、複数の人から同時に話されると理解不能。

静かな環境設定が必要!
 
③聞こえないため、周囲より誤った受け取り方をされることがある。
例)「あの人、挨拶しても無視してるのよ!腹が立つわ~」
無視してるのではなく、聞こえないため。

向き合って話しかけること!(視覚的代償)
 
④聴覚障害者は分かっていなくても頷く傾向がある。
※この④は特に多いと思います。私もそうですし…笑
障害者自身、その障害を隠そうとする傾向も見られる。

確認の必要性がある!
 
⑤コミュニケーション不足により周囲より孤立しやすい。

挨拶でもいいから話しかけてコミュニケーション機会を増やす!

高齢期における難聴者の特徴を捉えて、気持ちの良いコミュニケーションを取りましょう!


最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ