生きがいへの自問自答

生きがいへの自問自答

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

今生きがいを感じていますか?
生きがい”という言葉は日本語独自の言い回し方のようですね。

意味は辞書によれば、
「世に生きているだけの効力、生きている幸せ、利益、効験。」
「生きている張り合い」…と。

生きがいを感じるのは人それぞれでしょうが、そもそも生きがいを感じる時って、どういう時でしょうね?

仕事にやりがいがあると感じたら、それは生きがいを感じるでしょう。
また毎日好きな食べ物が食べられて、この上なく幸せを感じているとしたら、それも生きがいかもしれません。

結局、生きがいを感じるのは自分自身しか分からないと思います。

シャキ!

ここでは、生きがいに対する自問自答についてお伝えします。

スポンサーリンク

 

入所生活を送る人は生きがいを感じてるか?


入所生活を送っている対象者に対し、果たして「生きがい」を感じているのでしょうか?

「○○さん、今、生きがいのある生活をされていますか?」と尋ねるのは失礼では?と思ってしまいます。

「余計なお世話よ!」と突っ込まれそうだし。

生きがいという定義が広範囲で抽象的ですしね…。

健康関連QOL評価(SF-36)老研式活動能力指標といった質問紙による方法を活用するのも一つの手ですが、なかでも有名であるSF-36って使用登録が必要、しかもライセンス料がかかるので実用的ではありません。

対象物とか生きがいの源泉というものがあれば、生きがいを感じるかもしれません。

例えば「この編み物は私の生きがい」とか、明確な対象物があれば分かりやすいと思います。

編み物を自分の好きなようにできる環境下にあるから、それは「生きがい感」がある精神状態だと思います。

生きがいを感じるか?自問自答してみよう!

生きがいのある生活かどうかは自問自答していただくのがベストでしょうが、次の項目に該当するものがあれば、その人は生きがいのある生活か?虚無の生活か?判断材料になるかもしれません。

①今生きている個人の実感的喜びはある?
②自分と他と共存している喜びはある?
③人のために何か役立つことの喜びはある?
④人から期待される自分と期待に応えられる自分を持っている?

①~④はおそらく自分なりに生きがいを感じているかもしれない。

⑤生きる目標のないまま漠然と言い訳しながら生きている?
⑥誰かに依存し、逃避しながら生きている?
⑦自分の都合だけで生きている?
⑧人にあてにされずに生きている、またあてにされても答えられないまま生きている?

⑤~⑧は虚無な生活を送っているかもしれない。
もし、そんな方がいたらきっと”自己の生存目標がハッキリ自覚していないかもしれません。

ただ選択の自由はその人にあります。
どんな人生を送るのが良いと考えるかはその人それぞれの価値観によって違いますからね。

どういう時が一番生きがいを感じているかは、結局、自身しか分かりません


最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ