発表で一目置かれる!プレゼンのコツ

発表で一目置かれる!プレゼンのコツ

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

職場での勉強会やリハビリ関連学会など発表の資料としてパワーポイントを作る機会が多いと思います。

管理人は今まで施設や地元での自治会で発表を何回かしましたが、改めて人目に置かれるような発表にするにはどうすればいいのか?を再確認してみました。

シャキ!

ここでは、一目置かれるようなプレゼンについてお伝えします。

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自分の思いを伝えるのがプレゼン!


参考になったのは、箱田忠昭著の「今さら聞けない!ビジネスコミュニケーション」という書籍です。プレゼンの基本は、「自分の商品に対する思いを伝えること」です。※商品を自分の伝えたいテーマに置き換える!

プレゼンは単なる発表会ではなく、コミュニケーションなんだと、箱田先生はそう述べています。

箱田先生曰く、プレゼンは…、

プレゼンテーション=自分の思いを伝えること=コミュニケーション

 
プレゼンテーションもコミュニケーション同様、自分の思いを伝え、相手が理解しているのを確認するのが、プレゼン。

効果的なプレゼンにするには、目的を明確にすること。例えば「ポジショニング」がテーマであれば、「ポジショニングの基本的なケアを説明し、実践に移って頂く」ことが目的になりますね。聞いて理解したら、ポジショニングの実践を第一にするのが一番の目的でしたから。

効果的なプレゼンのコツ

箱田先生曰く、効果的なプレゼンのコツは下記の2点。

①誰に、何を伝えるのかを明確にする。
②相手のことを事前にリサーチする。

 
2つのコツをおさえて相手の琴線に触れる表現をしよう!「どこを前面に打ち出せば、相手の共感が得られるか?」がポイントですね。

例えばテーマが「ポジショニング」で発表する場合、介護職員の知識や技術に合わせたポジショニングの基本的なケアについて説明をし、納得・共感を得ることがコツです。

「片麻痺の方で麻痺側の上下肢に対してのポジショニングをどのようにすればいいのか?また、どんな所に気を付けた方がいいのか?」など、介護職員が知りたかったことを説明すれば、納得や共感が得られるかもしれませんね。

資料(パワーポイント)の作成はSDS法!


資料を作る際には、SDS法に沿って構成を組み立てるといいみたいですね。

SDS法とは?

Summary(全体)

Details(詳細)

Summary(全体)

 
まずは全体像を掴んでもらうために、話す内容を要約(Summary) し、ポイントを簡単に説明する。次に、詳しい内容や個々のポイント( Details) を詳しく説明する。そして、最後に、今までに話した内容を、もう一度まとめて示す(Summary) 。

このSDS法のメリットは、相手の記憶に残りやすい点なんですね。

見やすいパワーポイントのスライド

見やすいスライドを作成するための5原則があります。

①統一感を持たせる。

②より大きなフォントを使用する。

・聴衆の数が100人なら、
→タイトルの文字のサイズは44ポイント、本文の文字のサイズは32ポイント
・聴衆の数が50人なら、
→タイトルの文字のサイズは40ポイント、本文の文字のサイズは28ポイント
・聴衆の数が20人なら、
→タイトルの文字のサイズは36ポイント、本文の文字のサイズは24ポイント

③イラスト、図、グラフを使う。

④色彩化

⑤「単純」「明快」「簡略」「大きく」を心がける。

 
以上の5原則に沿ったスライド作成を心がけるといいようです。

私は発表する時に、論理的に話すのが苦手です。たまに、1文が異常に長くなってしまうことがあるんですよねぇ。ですので、分かりやすく伝えるように心がけました。

発表時はKISS法!

箱田先生の推奨する「KISS話法」は、発表する際に参考になる話法だと思います。

KISS=Keep It Short Simple(短く簡潔な文章を心がける)

KISS話法のポイントは、1つの文章で1つの内容を表現すること。要は、1つの文に対して動詞は1つにすることです。こうすることで、相手により伝わりやすくなります。「~ですので」や「~なので」などの言い回しを多用すると、話が間延びしてしまうだけでなく、相手側からすれば、何が言いたいのか分からないこともあるだろうと思います。

さいごに プレゼンで意識したい3つのポイント

さいごに、プレゼン時に意識したい3つのポイントをお伝えします。

①スクリーンの横に立つ。
できたら左右にはあまり移動しないように気を付ける。

②スクリーン、パソコンに向かって話さない。
コレ、ついやってしまう人が多いみたいですよ。管理人もその一人でした。プレゼンは「視線」が大切です。聴衆に視線を送りながらコミュニケーションを取ったほうがいいんですね。

③事前にリハーサルを行う。

 
以上、一目置かれるようなプレゼンの方法をお伝えしました。より詳しく知りたい方は、箱田忠昭著「今さら聞けない!ビジネスコミュニケーション入門 」(フォレスト出版)を読んでくださいね。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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