補聴器を付けている高齢難聴者への接し方こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

今日は補聴器を付けている高齢難聴者への接し方について、お話ししたいと思います。
当たり前ですが、補聴器を装用したからと聞こえが回復するわけではありません。

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なぜ高齢者は補聴器を付けたくないのか?

高齢難聴者の方の中には補聴器を装用したがらない方が多いですよね?補聴器は老いたイメージが強いからなのか、装用したくない人もいるかもしれません。
補聴器を装用したくない利用者がいたら、どうするか?ここは、もう説得して納得してもらうしかありません。

幸い私は3歳の時からずっと補聴器を装用していますので、補聴器の利点や欠点など分かりやすく説明することができます。
補聴器が必要な人は聞き違いや聞き返しが多く、そのために不便を感じていること。(聴力検査でいうと、40dB以上の聴力低下がある人)

難聴の人は認知症リスクが上昇する!

米国加齢研究所の研究報告によれば、「軽度難聴でな認知症リスクがわずかに上昇しますが、中等度及び重度難聴がある人ではリスクが顕著に増大している」と発表されています。
難聴のまま放置しておくと脳への刺激が減り、言葉を聞き分ける能力が低下し、それが認知症の始まりでもあるので、このことを説明すれば利用者は補聴器の重要性が分かってくれるかもしれません。

誰だってボケになりたくないですからね。耳の聴こえが悪いと感じたら、早期に補聴器を装用することが望ましいです。もし両耳も難聴であれば両耳装用のほうがベストです!

難聴と認知症の意外なつながり?補聴器は両耳装用がオススメなわけ

なかには会話の機会が少なく、不自由を感じていないと思っている人が多いと思います。でも、それって、結局、周囲の人とコミュニケーションがとれず、孤立し精神機能が低下していくことになると思います。それに声を出す喉の筋肉も使う機会も減少し、嚥下摂食機能の低下につながってしまいます。
こういった話をすれば、補聴器の重要性が分かってくれるかもしれません。
 

高齢難聴者への接し方 ”環境調整”

私たちスタッフや学生さんが補聴器を付けている人に接する時に配慮すべき点は、以下の通りです。

「ゆっくり」「はっきり」「区切って」話す。

高齢難聴者は耳からの情報を素早く処理することが困難ですので、早口で話されると余計に理解しづらくなります。

正面を向いて話す。

正面からお互いの顔や表情や口元がよく見えるようにします。耳だけでなく、目からの情報もコミュニケーションの助けになります。

補聴器を付けている耳側に大きな声で話しかけない。

補聴器は音を大きくする機器ですから、大きな声で話しかけるとガンガンしたりひずんだ音声を聞くことになります。
実は、”補聴器を付けても、余計に音が大きくてウルサイから外した”という理由で補聴器を付けるのをやめた方がたくさんいらっしゃいます。

同じ言葉を繰り返すのではなく、ちょっと言い方を換えてみる。

もし、聞き取れていないようなら、その言葉を何度も繰り返して発するのではなく、違う言葉で言い換えてみることが大切です。
高い音域や子音(カ・サ・タ行など)が聞こえづらく、明瞭に聞き分けられないことがあります。

雑音などの騒音を減らす。

難聴の耳は騒音の影響を受けやすく、テレビやドライヤー、掃除機の音などがしている時には、極端に聞こえが悪くなります。

 
以上が、高齢者難聴のある人に接する時に意識したいポイント(環境調整)を挙げてみました。

さいごに

高齢者に多い老人性難聴は単に耳の聞こえが悪くなるという病気ではなく、人として大事なコミュニケーションの障害です。補聴器の装用を勧めるだけでなく、周囲の人の心掛け(環境調整)が大切

最後までお読み下さりありがとうございました。
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