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癖はなぜ、気持ちがいいのか?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です。

管理人の癖の一つに、指で「ペンを回す」ことがあります。もう一つは、手話の指文字「あ行~ん行」まで表現すること。カルテに記録を書く前に、いつの間にかボールペンを回しています。利用者と関わる前に、手話の指文字をつい表現したりしています。あとは貧乏ゆすりかな?

これらの癖は無意識にやっていますが、みなさんも一つくらいは癖があると思います。無意識に行う癖って、自分を落ち着かせるためである!とよく耳にしますよね。貧乏ゆすりが良い例です。

シャキ!

ここでは、なぜ癖は気持ちがいいのか?をお伝えします。

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癖はなぜ、気持ちがいいのか?

篠原菊紀著「ニューロマーケティング入門」の中に、面白い記事がありました。それは「なぜ、鉛筆回しは気持ちいいのか?」と記事タイトル。

なぜ、鉛筆回しは気持ちいいのか?それは2つのドーパミン神経系が関わります。

・複側腹蓋野から前頭葉にある側坐核に向かうというドーパミン神経系(別名:A10神経系)

・黒質から線条体に向かうドーパミン神経系

側坐核というのは、報酬系や快感系などに重要な役割を担う。
線条体というのは、微細な運動調整への関与。他に習慣的な行動や無意識的な行動も関わります。

この側坐核が活動するとになり、線条体が活動すると無意識的行動になるとのこと。

この2つがセットになった時に、何だかよく分からないが、気持ちいいと感じ、やる気が出ます。2つのドーパミン神経系が線条体で回路を作り、「快」と「無意識的行動」がここで結びつき、鉛筆回しがなんだか快だったりするわけですね。

リハビリ訓練中に快感が?


こんなケースがありました。
円筒形のペグを差し込んだり、回したりするという上肢機能訓練を熱心に取り組まれている右片麻痺の利用者Aさんがいます。

Aさん「このペグのおかげで、手でできることが増えたのよ。
※ペグって何?わからない人はこちらをご覧ください。

さらに、「これはハマるね。やっていくうちに気持ちが良くなってくるのよ!」と仰ってくれました。

気持ちがいいということは、2つのドーパミン神経系がセットになったということだろうか?結果的に、手のリハビリに対するやる気度が高まっていたに違いありません。

テレビゲームの上手な人って、一人や二人、身近にいません?あれ、どうやら線条体と側坐核の活性度が大きいとの報告が出ているそうです。身体的な微細なコントロールに快を感じやすい、だから上手になってハマるということなのでしょう。

そういえば、利用者Aさんが取り組んでいたベグ作業ですが、初回の評価結果よりも手指の操作性が向上し、麻痺手でもできる活動が増えたと、喜ばしいコメントを頂きました。

利用者がある訓練プログラムやアクティビティを試験的に実施していただいて、2つのドーパミン神経系がセットになってやる気が出たかどうか、プログラム選定の基準の一つになるのではないかと思いました。

※参考文献:篠原菊紀著「ニューロマーケティング入門」フォレスト出版

最後までお読み下さりありがとうございました。
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