濡れたタオルをどっちの少年に売る?~心理マーケティングから~

濡れたタオルをどっちの少年に売る?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

最近、心理系のマーケティングについて勉強しています。心理マーケティングなんてリハビリ業界とは関連性がないと思われますが、徹底的に相手のことをよく知る、気持ちや行動を予測するためには、マーケティングにおける心理面からの見方について理解を深めることが大切かなと思ったりします。

営業や販売員のような仕事は接客業の一つで、リハビリ業界も相手のニーズに応えたサービスを提供します。

心理マーケティングに長けているセラピストとはどんな人でしょうか?

ちょっと試しに次の質問に答えてみましょうか?重田修治著「心理マーケティングの技術 欲しくなさなそうな人にモノを売る」という書籍から引用してみました。
※この書籍は初心者でも分かりやすく解説されているのでオススメです。

シャキ!

ここでは、「濡れたタオルをどちらの少年に売るか?」から考える心理マーケティングについてお伝えします。

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どっちの少年に売る?


まず、次の質問をお読みください。自分が販売員になったつもりで!

2人の少年が煙突掃除の仕事をしています。やがて内部の掃除を終えた2人が煙突から降りてきました。
1人はススで顔を真っ黒にして、もう一人は顔に全くススをつけずキレイな顔で降りてきたのです。
さて、ここに「濡れタオル」が一つあります。あなたは、どちらの少年に「濡れタオル」を売りますか?

 
A:顔が真っ黒な少年
B:顔が汚れていない少年

あなただったら、どちらを選びますか?また、その理由は何でしょう?

どちらかを選ばれたことによって、人の心に目を向けるマーケティングの視点を持っているかもしれません。というのは、相手のことを考え行動するのが心理マーケティングですから。

それができれば、利用者のココロを操作するのが容易くなるかもしれません。

Aを選んだ人

表面的なものの見方のみ捉えており、心理面まで見ようとしてない可能性があります。心理マーケティングの視点に欠けているかもしれません。

Bを選んだ人

心理マーケティングを十分に理解されているでしょう。営業や販売の仕事をされている方は、Bを選ぶことが多いようです。

なぜBの人に売る?

じゃあ、なぜBの人に売るのか?
Aは自分の顔が汚いことに気がついていないから。
BはAの顔を見たことによって、自分の顔をキレイにしたいと思っているはずだから。

したがって、BはAよりも濡れタオルを買いたいわけです。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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