「歩行」に関する国試に挑戦!

OTPT国家試験のイメージみなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

さて、今日は歩行に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:異常歩行と疾患の組み合わせで誤っているのはどれか?
1.中殿筋歩行-先天性股関節脱臼
2.大殿筋歩行-デュシェンヌ型筋ジストロフィー
3.鶏歩-前脛骨筋麻痺
4.分回し歩行-脳卒中麻痺
5.はさみ歩行-失調症
 
問題2:片麻痺による痙性歩行の患肢の特徴で誤っているのはどれ?
1.立脚相の短縮
2.遊脚相の股関節内旋
3.尖足
4.足部の内反
5.反張膝

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
はさみ歩行…脳性麻痺痙直型などにみられる。
下肢全体が伸展内転しているため、はさみを動かすように交互に擦れ合う歩行。
失調症では体幹動揺の大きな、両足の間隔を広くとった不安定な歩行となり、よろめき歩行、酩酊歩行と呼ばれる。
※他の異常歩行はこちらのサイトが参考になります↓
http://www.geocities.jp/study_nasubi/q/q11.html

問題2の正解:
屈筋共同運動の影響により、遊脚相では下肢の振り出しの際に、股関節屈曲のみを行うことができず、骨盤の挙上や股関節外転・外旋の組み合わったぶん回し歩行を呈しやすい。
 
最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ