子宮内膜症って何?赤ちゃんを望むなら男性も理解しておこう!

子宮内膜症って何?男性も理解しておこう!

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

子宮内膜症は、主に20~30歳代の女性に多くみられる病気の1つです。

では男性の人にお聞きします。
子宮内膜症という病気のことを説明できますか?女性なら説明できるでしょうけど、男性は女性特有の病気なんて、自分には関係ないから調べたりする機会なんて皆無に近いでしょう。

でも赤ちゃんを望んている夫婦の立場にあるのなら、夫も子宮内膜症に関する知識を身につけたほうがいいかなと思います。

シャキ!

ここでは、男性でも理解しやすいように子宮内膜症は何なのか?についてお伝えします。

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なぜ子宮内膜症が起きる?

生理(月経時)に不要となった血液を子宮口から排出します。これが月経血ですね。

その一部の月経血が卵管を通って腹腔内に逆流することがあります。
逆流した血液中には子宮内膜細胞が浮遊するのですが、その細胞が子宮以外の場所で落ち着いてしまい、子宮内膜と似た組織を作り広がっていきます。

この組織は月経時と同じように細胞から血液が出ますが、子宮口のような排出する出口がないので、その部位に溜まるしかなくなるのです。
これが子宮内膜症です。

貧血気味をお持ちの人は、その血液を取っておきたいものですね。
溜まった血液は体にとっては通常ないものですが、痛みが徐々に出てくるようになります。

えっ?月経時に痛みなんてよくあることよ!と思っている人は少なくはないと思います。

確かにその通りですが、組織が大きくなると、症状も激しい月経痛、下腹部に組織の癒着があるので骨盤の痛みや排便痛、性交痛などが感じられるようになってきます。

こんなに小さい体内で、こんなことが起こっているなんて想像できないものです。

将来、赤ちゃんを望んでいる夫婦にとって気にして欲しいことがあります。
子宮内膜症は良性の腫瘍ですが、もし骨盤内臓器に癒着や肥大があると妊娠しづらくなるのです!
また卵巣内に子宮内膜のような組織が作られると、卵巣がんへと変わるとも言われています。

病気について、少しの知識を身に付いただけでも、将来のことを考えると不安を隠せません。

治療法にはどんな?

では、どんな治療方法があるのでしょうか?
大まかに分けると、2種類あります。

・薬物療法
月経をコントロールし、ピルなどを使うホルモン療法と対処療法があります。
・手術療法
病巣と周辺にある組織を取り除く療法と、子宮と卵巣を病巣と一緒に取り除く方法とあります。

※ちなみに管理人の嫁は腹腔鏡手術で卵巣腫瘍を摘出しました↓

さいごに 赤ちゃんを望む男性へ


女性が男性と同様、働く場が増えたことは喜ばしいことですが、現代では切っても離れないストレス社会です。
そのようなストレス社会の中で、働く女性にとって何かと大変なことがあると思います。

嫁さんが激しい月経痛など体の様子が普段とは違うと感じたら、男性は気にかけてみてくださいね!「大丈夫だよ」と言われても病院受診を勧めてください。
早期発見と早期治療は大切ですから。

もし数年間、自然妊娠でもダメだとしたら、それは卵管や子宮の不調かもしれません。
実は、管理人も自然妊娠できず、念のため不妊治療クリニックで診察を受けたら、子宮や卵巣に不調があることが判明したのです!本当はもっと早く受診すればよかったのですが…。(でも不妊治療のおかげで第一子が誕生しました^^)


最後までお読み下さりありがとうございました。
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