子宮内膜症の問診&内診
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
子宮内膜症に似た症状があるから、「もしかして?」と不安に陥りますよね。
少しでも気になったら、念には念を入れて婦人科がある病院で子宮内膜症の診断を受けてみてください。
生理中でも婦人科の診療を受けることは可能ですが、検査内容によって制限が出てきてしまうこともあります。
出来ることなら、生理が終わってからの受診が最善だと思います。
ここでは、子宮内膜症の問診&内診についてお伝えします。
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問診票の内容は?
診断にはいくつかの検査項目があり、問診→内診の流れになっています。
初めて子宮内膜症の診察を受ける場合は、問診票が渡されて質問に答えていきます。
質問項目は、以下のような質問されると思います。
・既往歴について
・家族に婦人科系の病気(子宮がん、子宮筋腫 など)にかかったことがあるか?
・月経の量がどのくらいか?
・月経周期の乱れはあるか?
・月経痛はどの程度か?
・月経の周期は何日くらいか?
・月経は何日くらい続くか?
・妊娠の有無?
・初経の時期?
・現在、内服中の薬の有無は?
・気になる症状は何か?
・症状のある部位はどこか?
・いつくらい前から気になる症状が出始めたのか?
もちろん病院によって、質問内容が若干違いがあると思います。
もし基礎体温表を付けているようなら、診察の際に持っていくと診断の1つの目安となります。
ただ私の嫁さんの場合、基礎体温表を付けて診察の際に持っていたけど、真剣に見てくれませんでした。(←転院しようと思ったキッカケでもあります)
内診の内容は?
問診を記入したら、次は内診です。
内診では子宮が周辺の臓器と癒着して動かなくなっているか、子宮の硬さと大きさ、さらに卵巣の大きさ、痛みの有無などを調べたりします。
子宮内膜症の診断は難しいものだと言われているので有効な方法なのです。
子宮内膜症の内診は、内診台に上がり膣の様子などを診てもらいます。
実は、この内診がもっとも的確な診断が出来る方法なんですね。
妊娠されたことのある人は、1度経験したことのある検査です。
内診の時は下着を脱ぎますので、ズボンよりもゆったりしたスカートを履いていくのをオススメします。
濃い色のスカートの方が、万が一出血など汚れてもあまり目立たず、安心して帰ることができます。
できればナプキンを一枚用意しておくと、もしもの時に便利です。
ところで内診方法とはどのようなものでしょうか?
内診は外陰部をみて、膣鏡という器具を膣へ挿入して膣の中の様子を診ます。
その後は、子宮の硬さや子宮内膜症のある人にも見られる子宮筋腫の有無、卵巣の異常があるかどうかを指を入れて触診をします。
痛みがある部位によって違いはありますが、肛門から診察する直腸診を行うこともあるようです。
直腸診では、子宮の後ろ側にあるダグラス窩から卵巣にかけての病変の広がりを確認します。
内診や膣鏡診、直腸診の際に、性経験のある女性ならば大きな苦痛を伴うことはありません。
ただ緊張すると診察できないので、リラックスしてくださいね。
子宮内膜症の精密検査
子宮内膜症であるかどうかは問診や内診をして診断を進めていきますが、はっきりと診断ができない場合や子宮内膜症の疑いがある場合、病巣部位を正確に特定する精密検査を行います。
精密検査にもいろいろあり、はじめに超音波検査を行います。
超音波は、異物に当たると跳ね返ってくるのを利用した画像処理した検査方法です。
子宮内膜症の超音波検査は、腹部超音波診断と経膣超音波診断とがあります。
・腹部超音波:ベッドに仰向けになり、腹部にエコーを当てて画像診断する方法
・経膣超音波:膣の中に超音波の細い器具を入れて画像診断する方法
どちらかというと、経膣超音波診断のほうが子宮や卵巣に近づけますし、はっきりとした画像診断を受けられますね。
また超音波検査でも病巣がはっきりしない場合には、腹腔鏡などで直接内部を調べるもの1つの手段ともなっているようです。
画像診断と血液検査
その他の検査方法には、CTやMRIなどの画像診断や血液検査で調べる方法もあります。
CT(コンピューター断層撮影装置)
これは、横になり体を輪切りにしてく方法です。
通常のレントゲン検査よりも精密度が高く、放射線を当てることがないので、ガンへのリスクも低いです。
婦人科では、子宮内膜症や腫瘍を調べる時に有効な検査です。
MRI(磁気共鳴画像法)
これは強い磁気と電磁波で体を断面化して診断します。
CTよりも診断画像は優れており、子宮内膜症の成分と似たような内容物との違いも見分けもできる優れモノです。
婦人科では、卵巣ガンや子宮筋腫、子宮内膜症の診断に活用されています。
ちなみに管理人の嫁はMRIによって左卵巣嚢腫と診断されました。
血液検査
血液検査という方法は、採血するだけですのでとても簡単です。
病気がある人の血液中には、病気特有のガン細胞が作り出す物質が多くみられます。
健康な人には見られない特殊な物質が、腫瘍ができると大量に作られ、血液中に出現します。
この特殊な物質のことを腫瘍マーカーと呼ばれています。
その特殊な物質である腫瘍マーカーの数値が基準値よりも高ければ、病気とお付き合いしていることとなります。
また病気の治療の経過をみるためにも血液検査が行われます。
検査内容によっては、簡単なものから精密な方法などさまざまでしたね。
迷っている人は、簡単な診断から受けてみてはいかがでしょうか?
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最後までお読み下さりありがとうございました。
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