しびれは不調を訴えるサイン?症状は?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
しびれには実に多種多様な原因があります。
糖尿病や腎機能障害などの内科的な病気や変性症や炎症性疾患などの神経内科的な病気など、大雑把に分類しても、なんと100種類以上のしびれ症状があるのです!100種類を超える病気であっても、症状は大まかに3つの種類に分かれます。
しびれには、3種類のしびれ方があるわけですね。
ここでは、3種類のしびれについてお伝えします。
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3種類のしびれ
運動麻痺
脳梗塞や脳出血の後遺症で自分の意志で手足が動きにくい、または力が入らない状態が運動麻痺です。しびれは感覚に関連するだけでなく、運動にも関連しています。
異常知覚
異常知覚というのは、「ジンジン」とか「チクチク」、「ビリビリ」、「ズキズキ」するようなしびれの様子を言います。例えば長時間正座をして、やっとのことで立ち上がろうとする時に足が「ジンジン」とした、あの嫌な感覚です。手袋をはめる時や衣類を着る時に出る「ビリビリ感」もそうです。
感覚鈍麻
人間の感覚には5つの分類がありますが、しびれの場合、体性感覚(触覚や痛覚、温冷覚など)となります。ギンギンに冷えたジョッキを持っても冷たさを感じない、熱湯にかけられても熱さを感じない、、裁縫針で刺さってもチクチクと痛みを感じないといった状態が感覚鈍麻です。
どんな症状?
しびれには、運動麻痺・感覚低下・異常知覚の3つの症状があります。
異常知覚では、ジンジン・ビリビリ・ムズムズ・チクチク・ピリピリ・ズキズキなどがありますが、どんな感じなのかをハッキリさせます。
また、不随意運動としてのふるえでも、しびれとして訴えることもあるので注意が必要です。
もし、しびれが持続的であれば器質的病変。間欠的なら機械的圧迫・虚血・体液性因子異常によることが多いと言われています。
しびれがビリビリ感するなら、末梢神経の乏血かも?例えば長時間座った正座や手根管症候群、胸郭出口症候群など。
ピリピリ感やチクチク感なら、中毒、代謝・栄養障害、慢性炎症性疾患の疑い。
上記の三大症状が、しびれの知られざる真実を語っています。
たかが、しびれとはいえカラダの不調を訴える信号であることは確かです。
しびれは不調を訴えるサイン
しびれは誰でも一度は経験します。一時的なしびれはともかく、慢性的に続くようであれば、まず原因を追究するようにしてください。
もしかしたら、あなたのライフスタイルのどれかが原因でしびれることも考えられます。例えば長時間歩き続けていたり、不自然な姿勢で寝ていたり、重い荷物を繰り返して運んだり、デスクワークで長時間椅子に座り続けていたり…。
これらは原因がはっきりしているので、一度自分の姿勢を見つめ直せば、しびれを解消・改善できるはずです。
上記のような一時的なしびれは体の不調を訴えることはありませんが、もし慢性的に続いていたり、ある日気がついたら手足がしびれていると感じたら、これは間違いなく体の不調を訴えているサインでしょう。
ある日朝起きて、もし反対側の手足がしびれて感覚が鈍くなってきた!という場合は、脳疾患が原因と考えられます。
脳梗塞や脳出血の病変により、しびれの場所が変わってきます。ある人は手足の末梢側に、ある人は前腕だったり肩だったり頭だったりと、脳の損傷部位によってしびれの部位が変わってきます。
運動麻痺・感覚低下・異常知覚という3つの症状は、脳の他にも脊髄や末梢神経の障害の可能性もあるので、異変に気づいたら病院で脳や脊髄の検査を受けるようにしましょう。
しびれの5点を見逃すな!
あ!しびれが出てる!
しびれが気になり出したら、下記の5点をハッキリさせましょう。
- しびれる場所は?
- いつから?
- どんなしびれ?
- どんな姿勢でしびれる?
- 随伴症状は何?
以上の5点をハッキリさせることが大切です。
病院では、以下のような鑑別を行うことがあります。
- 内科的しびれなのか?または外科的しびれによるものか?
- 良性しびれか?悪性しびれか?
- 末梢性しびれか?中枢性しびれか?
このように、しびれの鑑別を診断を行う病院があります。
しびれが気になり出したら、さきほどの5点をハッキリさせましょう。
病院で受診する際に、医者に5点を詳しくお話しするようにしてください。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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