刺激物が頻尿を?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
頻尿の原因は、細菌による膀胱炎ではなく感染を伴わない炎症で起きる間質性膀胱炎。
間質性膀胱炎の症状は、頻尿と尿意切迫感、膀胱に尿が溜まった時に膀胱や骨盤周囲、下腹部などの痛みがあることです。
細菌性膀胱炎では、尿が溜まった時の下腹部痛はありません。
ところで、なぜ細菌がいないのに炎症を起こすのでしょうか?
こういう経験はありませんか?
刺激物となる飲食物を摂った後に、痛みを感じる!
ここでは、刺激物と頻尿の関係についてお伝えします。
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刺激物が頻尿を?
実は、間質性膀胱炎の半分以上の患者さんは、食べ物が症状を悪化させる引き金になるというデータがあるそうです。
気にもとめていなかった飲食物に含まれる成分が、何らかの形で刺激物となって膀胱を攻撃することがあるわけですね。
刺激物となる飲食物
この刺激物となる飲食物は、人によって異なりますが、次のような飲食物があります。
心当たりませんか?
辛み成分
わさびやとうがらし、マスタードなどの調味料
飲料
コーヒーやお茶、果物のジュース、炭酸飲料など。
酸性の飲食物
ミカンなどの柑橘類、酢など。
カリウム
たまねぎやしいたけ、きゅうり、熟していないトマトなどの生野菜。大豆製品など。
もし心当たりがある人は、取りあえず2~3日間これらの飲食物を控えてみましょう。
今後の予防のためにも、どんな飲食物を摂った時に頻尿になったのか?
尿が溜まっている時に下腹部痛が出たのか?をメモなどに記入しておくといいかも?
原因となる飲食物が分かれば、今度の頻尿の対策になるはずですから。
もし飲んだり、食べてしまった場合は、水をたくさん飲むことで尿の刺激物を薄めることができますので焦らずに行動を取りましょう。
コーヒー党の人は頻尿?
コーヒーを飲むとなんだかトイレが近くなる、そう思われている方も多いのではないでしょうか?
管理人もそうでした。
それはなぜでしょう?
実は、これはコーヒーの中に含まれているカフェインの仕業なのです。
カフェインとは、アルカロイドという化合物の仲間で覚醒作用や解熱作用、利尿作用、交感神経刺激などの機能を備える成分です。
眠気覚ましやイライラの解消、集中力の増加にカフェインが効くといわれるのは、このためです。
カフェインが含まれる食品としてよく名前が挙がるのがコーヒーですが、その他にも紅茶、玉露、煎茶、烏龍茶、ココア、コーラ、カカオなどに含まれています。
カフェインには尿の排出を促進する利尿作用がありますから、コーヒーを飲むとトイレが近くなる原因はここにあるようですね。
私たちの身体は、不要な老廃物をどんどん外に排出することで、正常な状態を保っています。
腎臓は血液中の老廃物をろ過する働きを担っていますが、ここで濾過された尿が膀胱で蓄えられた後に体外に排出されるという働きがあります。
腎臓では老廃物のろ過をすると同時に、腎臓が動くために必要な電解質(塩分など)やたんぱく質などが再吸収され、水分量の調整が行われています。
カフェインも、この再吸収と水分量の調整を促進する働きがあるんですね!
最後までお読み下さりありがとうございました。
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