卵巣がんの症状はどんな?4つの初発症状を見逃すな!
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
卵巣がんはコツコツと内職作業をする職人のようながんで、初期段階では症状って、あるの?と思うくらいに自覚症状がないのです。それがとっても怖いですよね。
もし何らかの体調の異変に気付いた時には、病状が進行していて最悪の場合には、他の部位に転移をして見つかったというパターンが少なくはないのです。
実際、病院へ訪れた卵巣がん患者の3分の2以上の人は、転移したことで異変に初めて気付いたという報告があります。
改めて物を言わぬ臓器の本当の怖さを、実感したという女性の多くが存在します。
まさに、卵巣がんはサイレントキャンサー(静かながん)です。
初期の段階での卵巣がんを見つけられないの?というと、そんなことはありません。
普段から、婦人科の検診やがん検診を定期的に受ける習慣をつけておくことが大切なんですね。
定期的に検診を受けることで、早期発見されるケースが多いのです。
ここでは、卵巣がんの症状についてお伝えします。
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卵巣がんの症状はどんな?
自覚症状の有無によっては初期のがんを発見するのは至難の業のようですので、婦人科の検診を日々意識しておくと、卵巣がんを早期発見につながります。
もし見つかった場合、卵巣がんは大まかに分けて2種類があります。
転移しにくいものと転移しやすいものとがあり、症状にも違いがあります。
転移しにくいタイプはがんができ始めてから卵巣内に落ち着き、長期にわたって生育をしているので、自覚症状がないという場合が大半を占めています。
がんが大きくなると、次のような症状が出現するかもしれません。
下腹部にしこりを感じる。
圧迫感がある。
卵巣が腫れるので膀胱が圧迫され、尿が近くなる。
卵巣からの出血がある。
…といった症状も見られます。
困ったことに、他の病気の症状とも似ていて判断しづらいのです。
腹部や骨盤に痛みがあって排尿しづらいといった症状がたとえ1つでも月に12回以上続くようなら、医療機関を受診してくださいね。
一方、転移しやすいタイプは、腫瘍が大きくなる前に他の部位に転移してしまいます。
転移部位での違いはありますが、症状としては次の通りです。
胸水が溜まる。
腹水が溜まる。
これらは転移がんによく見られる症状で、初めて気付くケースもあります。
実際に、卵巣がん患者の3分の2以上の人は転移した状態で何らかの異常に気付いて、病院を訪れるパターンが多いようです。
4つの初発症状を見逃すな!
卵巣がんは、早期の診断が難しいがんです。
がんがある程度大きくなる、または他の部位に転移するまでには卵巣がんの症状が現れません。
無症状のうちに進行しますから、卵巣がんは沈黙の腫瘍(サイレントキラー)と呼ばれているわけですね。
2006 年にワシントン大学医学部のグループは、「卵巣がんの典型的な4つの症状を研究調査から見出した」と報告されています。
実際に、「Cancer誌の2007年1月15日号(On line版)」に掲載されています。報告によると、「4 つの症状チェックと腫瘍マーカーの血液検査を組み合わせた検診が、卵巣がんの発見率を向上させることができた」というわけです。
4つの初発症状をチェック!
卵巣がんに見られる典型的な4つの症状とは、以下の通りです。
①腹部の膨満感がある、もしくは腹部の周囲サイズが大きくなった。
②骨盤、または腹部の痛みがある。
③食事が進まない、またはすぐに満腹感を覚える。
④トイレが近い。もしくは排尿困難。
上記のどれか1つの症状でも月に12回以上続く場合は、卵巣がんのリスクが高いとされています。
もし、これらの症状が月に12 回以上あるなら、医療機関を受診するようにしてくださいね。
普通の人でも4つの症状が見られる場合もありますが、月に2~3回と数少ないです。
研究報告では、「4つの症状が早期の卵巣がんの56.7%、後期の進行した卵巣がんの79.5%を検出できる」と発見したというのです。
毎日のように骨盤の痛みや腹部の膨満感などの症状を訴える患者の中に、「もしかしたら卵巣がんなのでは?」と医師が認知するのに、この4つの初発症状の検診項目が役立つかもしれませんね。
実際に米国においては一部の医師によって、卵巣がんの4つの症状チェックを行われているそうです。
これからも卵巣がんのもっとも典型的な症状である4つのサインを見逃さないように!と意識付けしましょう。
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最後までお読み下さりありがとうございました。
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