入浴中の女性
みなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

昔の番組「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」でテーマ「本当は怖い手のしびれ~消える悪魔~」を見た時のことが今でも覚えています。
というのも私のメモに記してありましたから^^;

一度はリハ学校で学んだ多発性硬化症という病名。思わず反射的に見入ってしまい、メモったわけです。
ここでは、多発性硬化症の原因や症状、治療についてお伝えします。
※参照リンク→https://www.asahi.co.jp/hospital_old/shinsatsu/070508.html

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指先にしびれが!

番組内容を要約すると、「ある35歳の女性が右手の指先にしびれを感じたが、生活に支障をきたすようなことは見られず。1週間後にはしびれが消失し。しかし入浴中に右手のしびれが再出現し、さらに感覚が鈍くなってきた。湯上り後にしびれが消失するも、更なる症状が彼女を襲ってくる」という話でしたが、その更なる症状というのは下記の通りです。

  • 手のしびれがある。
  • 感覚が鈍くなる
  • 右目の視界がぼやける。
  • 両足のひどい疲労感がある。
  • 膝下の感覚が無くなる。

 
手のしびれを感じている方は、上記の症状に該当する項目がありますか?

今一度確認してください。これらの症状を意味するのは、多発性硬化症という病気です。あまり聞き慣れない病名かもしれませんが、これは厚生労働省で難病に指定されている病で、現代医学では根本的に治療できない病なのです。

40年前ほど前から増加の一途を辿っており、現在、日本に約1万2千人の患者がいると言われているようです。発症年齢は25歳~35歳で女性に多い病気です。年齢に該当することがなくても、3~5歳以前には稀で発病することもあります。60歳以上の高齢者においても発病することは稀ですが、70歳以降では極めて稀のようです。男女比は女性に若干多く1:2~3位です。

先ほどの女性は、なぜ手のしびれから多発性硬化症になったのでしょうか?

 

多発性硬化症の原因

原因は残念ながら不明な部分があるようですが、現時点では自己免疫説が有力です。身体は通常ウイルスなどの外敵から守られているはずの免疫が、何らかの原因で突如自分の脳や脊髄などの神経を攻撃します。その結果として、脱髄が起こり麻痺やしびれなどの神経症状が起こります。

さまざまな症状を引き起こしてしまった例の女性は、風邪などの感染症と急激な生活環境の変化による強いストレスが発病の引き金となったわけです。それが免疫力が低下につながり、風邪のような軽い感染症をきっかけに多発性硬化症を引き起こしたと思われます。

 

多発性硬化症の症状

多発性硬化症は以下の典型的な初期症状があります。

  • 視力障害(視界のぼやけ)
  • 手のしびれ感
  • 運動麻痺
  • 歩行障害

 
手がしびれるこれらの症状は1週間以内にピークに達しますが、ピーク後に改善することもあります。だから、例の彼女は病の存在に気付けなかったのは無理もありません。しかし、そのまま放置しておくと1年後に再び現れた時には両足の脱力感や膝下の麻痺という重篤な症状をもたらしてしまいます。

早期発見のポイントとして、手のしびれや視界のぼやけが風呂に入った時に現れたら、まずは疑うべきなのですね。

なぜ風呂なのか?それは入浴に浸かると体温が上昇した際に脳内の信号伝達に使われる電気信号が不安定になるからです。そのため正確な情報が身体の各所に伝わらなくなり、一時的に症状が現れることが多いようです。この徴候のことをUhthoff徴候(ウーオフ徴候)と言います。

ウートフ徴候とは、体温が上がることで症状が悪化する状態です。多発性硬化症の患者の中でよくみられる症状の1つです。必ずしも体温が上がると症状が悪化するわけではありませんが、ほとんどの方に体温が上がると症状の悪化がみられています。運動後や入浴後は体が温まるため、ウートフ徴候が出やすいようです。

このようにウーオフ徴候というのは、入浴や運動、発熱などで体温が上昇すると、一時的に神経の症状(視力障害、しびれ、麻痺など)が悪化することをいいますが、通常、体温が戻れば回復します。

 

多発性硬化症の治療

さて、例の女性の今後の行方はどうなったのでしょうか?
薬による治療を続けておかげで、幸い生活には差し支えがないほどにまで回復を遂げているようでした。もちろんしびれも消失したそうです。治療はステロイドの投与や症状によっては抗痙攣薬の投与で治療しますが、対症療法が主です。

風呂に浸かっている間に、手のしびれや目のぼやけが出ていませんか?
そのまま放置したらアカンやで…。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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