アルツハイマー病の経過

アルツハイマー病の経過

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

シャキ!

今日は、アルツハイマー病の経過について勉強しました。


※認知症ケア指導管理士(上級)のテキストを参照にしています。

アルツハイマー病の経過

アルツハイマー病の経過は3期に分けられる。

1期:記憶に限定した認知障害を認める時期。MCI(軽度認知障害)の時期も含む。

2期:数年~10年程度。
BPSDが問題となってくるのもこの時期。

3期:認知症が進行し、失禁状態で寝たきりとなる。
嚥下機能の衰えから誤嚥も頻繁に。
食事摂取が困難になり全身の衰弱が進行。誤嚥性肺炎や尿路感染や褥瘡を起こし最終的に死亡。

他の疾患の経過

前頭側頭葉変性症もアルツハイマー病と同様、10年程度の経過で寝たきりとなり死亡する。

レビー小体型認知症は非常に経過が早く、数年で死亡することが多い。感染症が原因で死亡。

脳血管性認知症は最近、再発予防予防治療が進歩したこともあり、段階的にではなく高齢になるに従ってゆっくりと認知症が進行していくことが増えている。加齢とともに、アルツハイマー病を合併しているケースが多く、最終的にはアルツハイマー病と似た経過を辿る。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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