しびれに効く医薬品は?ビタミンB12

しびれに効く医薬品は?ビタミンB12しびれが指先にジンジンする!家事などの細かい作業がやりにくかったり、握った物が手から滑り落ちてしまったりすることがあるかもしれません。一刻も早くしびれから解放し、ごく普通の生活を送りたいことでしょう。そんな時に、しびれを一時的に緩和させるサプリメントを補給するのもいいでしょう。

そのサプリメントとは、ビタミンB12、化学名ではメコバラミン

ここでは、手足のしびれの緩和に良いとされるメコバラミンについてお伝えします。

スポンサーリンク

 

ビタミンB12(メコバラミン)の作用

メコバラミンはどんな働きをするのでしょうか?
ビタミンB12の主な働きは以下の2点です。

  • 神経の機能維持に関与し、肩こりや腰痛の緩和
  • 赤血球の形成に役立ち、貧血に効果がある

ビタミンB12は特に赤血球を作る働きを助ける作用があり、葉酸とともに造血のビタミンとも呼ばれています。ビタミンB12が欠乏すると赤血球の形成・再生に支障をきたし、悪性貧血を引き起こします。また末梢神経の修復作用が低下するため、肩コリや腰痛の他にしびれや神経痛などの末梢神経障害を生じます。

つまり、ビタミンB12が不足すると、末梢神経の修復作用が低下するため、指先がしびれる、握った物が手から滑り落ちるといった症状が出現します。

ちなみに鉄分不足で起こる貧血と区別して、ビタミンB12と葉酸の不足で起こるものは悪性貧血と呼ばれています。

このようにビタミンB12は、神経の働きにも重要な役割を担っており、傷ついた末梢神経の回復に効果があり、腰痛や肩コリ、手足のしびれを改善してくれます。手足のしびれ症状を改善するには、普通のビタミンB12よりもメコバラミンという補酵素型のビタミンB12の方が末梢神経に対する効果が高いのが特徴です。
 

補給するならこんな人

1日3食をしっかり摂っている健康な人の場合は、ビタミンB12が欠乏することはありません。ただ極端な食事制限によるダイエットや野菜中心の食生活の人、偏食が続くと必然的にビタミンB12が不足となりやすいので要注意です。
そのような人は薬やサプリメントだけに頼るのではなく、しっかりと食事を摂るように意識しましょう!

ビタミンB12を多く含む食品には、乳製品や肉・魚貝類、卵などの動物性食品に多く含まれていますが、植物性食品にはほとんど含まれていません。

ちなみに補給を特に心がけた方がよい人は、次の通り。

  • 貧血気味
  • 妊婦や授乳婦
  • 野菜食中心の人

上記に該当する人がいましたら、ビタミンB12を積極的に補給されるといいでしょう。

 

ビタミンB12配合の医薬品

サプリメントのビタミンB12を補給すれば、手足のしびれ感に優れた効き目を発揮するのでしょうか?気になりますよね!選ぶなら、ビタミンB12と葉酸を配合した医薬品を選ぶことです。ビタミンB12は同時に「葉酸」を摂取すると末梢神経の修復作用が高まるというデータがあります。

だから成分配合の欄に「葉酸とビタミンB12」と記載してある医薬品を選ぶようにしましょう!ビタミンB12と葉酸は病院でも手足のしびれや痛みを伴う末梢性神経障害の治療に広く用いられていますからね。個人差がありますが、服用後2~3日で改善の度合いが感じられるようです。

メコバラミン1,500μgと葉酸5mg」と表示されている3点の医薬品を挙げてみました。

ヘルビタS

>>詳しくは→ヘルビタS

ナボリンS

>>詳しくは→ナボリンS

ロスミンS

>>詳しくは→ロスミンS

注意事項には「これらの症状について、1カ月ほど服用しても改善がみられない場合は、医師又は薬剤師に相談すること。」と掲載されていますから、まずは1ヵ月間服用して様子を観てください。しびれにはさまざまな原因がありますから、メコバラミンを1ヶ月位服用しても症状がよくならない場合は医師や薬剤師とよく相談されてください。

 
最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!

人気ブログランキング
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村