顔面神経麻痺の男性
しびれは、顔面にも現れることもあります。

ある日、朝起きたら、突然、左顔面が動かなくなってしまったことはありませんか?
左まぶたが完全に閉じられず、食べ物が麻痺した唇側からこぼれてしまう。顔面の重たさやしびれがあったりします。

これは顔面神経麻痺という病名です。顔面神経麻痺の最も一般的なものはBell(ベル)麻痺と呼ばれます。

ここでは、顔面神経麻痺の原因や症状、治療についてお伝えします。

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顔面神経麻痺の原因

顔の神経を動かしている顔面神経が侵され、顔の半分の麻痺してしまう病気ですが、明確な原因は不明なところがあります。起床後に突然発症することがありますが、ストレスや冷たい風に当たった後に発病することが多いとされています。

顔面神経麻痺には、末梢性と中枢性の2種類の顔面神経麻痺があります。中枢性に関しては脳梗塞などの障害による合併症に見られることが多いです。顔のしびれる側の鼻唇溝(ほうれい線)が浅く口角も下がっている、また眼裂が開大していたとしたら、それは末梢性顔面神経麻痺かもしれません。

中枢性障害と末梢性障害との鑑別

顔面神経麻痺が中枢性?それとも末梢性?鑑別方法ですが、文献にはこのように書かれてありました。

顔面神経麻痺が核上性か、核性また核下性を知ることは、臨床上重要である。前額部にしわを寄せることができ、眼輪筋の麻痺症候も軽いが、下顔面筋に麻痺があるのは中枢性障害である。末梢性障害では顔面筋が一側全部麻痺するので一見明瞭であることが多い。原因のはっきりしない一側末梢性顔面神経麻痺はベル麻痺といわれ、もっとも多くみられ、冷たい風にあたって起こることもある。
末梢性顔面神経麻痺では舌前2/3の味覚障害、唾液分泌の低下、聴覚過敏、さらには涙分泌の減少を伴うかどうかを観察する。

引用元: ベッドサイドの神経の診方

末梢性顔面神経麻痺の症状は普段の生活において、しばしば見受けられることが多いようですね。

 

顔面神経麻痺の症状

顔面しびれに悩む女性
Bell麻痺の発症は突然起こる病気で、概して48時間で麻痺は最高となると言われています。顔の表情を複雑に変えてくれる筋肉が麻痺しますから、口元が下がり、おでこのしわを寄せなくなる、目を閉じることもできなくなってしまいます。

食べ物やよだれが麻痺した口唇からこぼれ、さらに周囲の音が響いて聞こえる聴覚過敏や塩辛さを感じなくなる味覚異常、しびれ感が出現することもあります。

これらの他に、「ワニの涙症候群」もあります。これは、食事のときに涙分泌が起こる現象をいいますが、顔面神経麻痺を呈している人に見られる後遺症です。

 

顔面神経麻痺の治療

Bell麻痺の予後は、比較的良好で50~80%の症例で完治すると言われています。薬による治療だけでなく、顔面マッサージによって治療することもできます。

自分でマッサージを行うなら、朝夕の2回、最低5分間は行いましょう。方法ですが、ベビーパウダーを両手に付けて顎に押し付けます。押し付けたまま、顔面の上部まで丁寧に、そしてゆっくりと移動させます。両手で顔面の下から上に向かって持ち上げるようなイメージで行うようにしてください。

口周りのリハビリのために、ハーモニカを吹くこともいいそうです。麻痺が残っている間は、顔の筋肉が痩せてしまわないようにすることが大切です。筋肉は使わないと痩せてしまいますから、とにかく筋肉を使うことがポイントです。

顔面の半分に強いしびれ感があったら、まず一度医師に相談してくださいね。

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