なぜ正座をすると足がしびれる?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
正座は好きですか?私的には、あぐらをかくよりも正座の方が好きです。
人前で長時間正座をして、足がしびれて立ち上がったらスルッと転んでしまう人は誰もが経験したことがあると思います。
人前でコケるのは恥ずかしい瞬間ですよね~。
ここでは、正座すると、なぜしびれる?についてお伝えします。
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正座すると、なぜしびれる?
神経には運動神経と知覚神経の2つあります。
これらの神経が麻痺するとしびれが生じるわけですが、一時的な血行障害をきたします。
例えば体格の良い人が正座すると、重い体重のせいで足の太い血管が圧迫され、一時的に血行循環が悪くなり神経も鈍くなってきます。
何かの病気のせいなのでは?と不安を抱くと思いますが、圧迫されていた血管を解放させてあげれば問題ありません。
ただ問題は解放した時の、アレが襲ってきます。
解放された血行がグワーッと流れて回復するわけですが、待ってましたとばかりに、足にあのジンジン…としびれがやってきます。
正座習慣のない人や肥満体型の人は、特に正座した時に血管を圧迫しやすく、しびれやすい傾向にあります。
人前で何度もしびれを切らして恥ずかしい思いをされた方は、ダイエットなどで体重を少し減らすだけでもしびれやすい体質も改善されるかもしれません。
正座した時のしびれを軽減するには?
正座で足がしびれたことは誰もが経験があると思います。
正座している人の両足の甲をよくご覧になると分かると思いますが、足の甲が床にペッタリと触れています。
足の甲の部分は皮膚が薄く、血管が体重で圧迫されやすくなります。
その結果、一時的な血行障害によって知覚神経に麻痺が起こり、しびれが起きるわけですね。
最近、正座をする機会は減りましたが、お葬式や目上との会席など正座をしなければいけない時もあります。
普段あぐらしか座っていない人にとっては、慣れない正座をするのは苦痛に感じられます。
そこで、日本正座協会に長時間するためのコツについて紹介がありました。
簡潔にまとめてみました。
基本は、正座に慣れるように練習することが一番良い方法です。
でも無理は禁物です。
しびれた状態で立とうとして、転んで捻挫や骨折をしてしまうこともありますので注意が必要です。
しぶれにくくするには、次のようは方法があります。
- 少し重心を前にする→足の甲に体重をかけないようにする。
- 踵を開いて座る→かかとを開かずに座ると速くしびれが起きます。
- 足の親指を少し重ねる→足の親指を重ねる程度が一番良いと言われている。
- 膝頭を少し開ける→膝頭を少し開けるとしびれにくくなる。
- 前後左右に体の重心を移動させる→重心を移動させるとしびれにくくなる。
- 服装による違い→ジーンズなどはしびれやすい。
- 座布団を使う→少しかたい目の方がしびれにくい。
- 正座用の椅子を使う→市販されている正座用の椅子を使う。
以上、日本正座協会での正座のコツを紹介しました。
最近、携帯用の正座椅子が登場しましたね。これは便利ですね!
法要で使用したい方や、職業柄など正座で過ごすことが多い方、そして膝の激痛に悩まされている方などはこの正座椅子を使うことをオススメします。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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