前回、大腸内視鏡検査を受ける前日の準備についてお伝えしました。腸内を空っぽにするために、前日のラキソと当日のマグコロールPによる下剤はホンマに大変でした。

つい先日に観たテレビ健康番組で、「大腸内視鏡検査の前日の準備が大変だから受けない人が多い」と話がありました。

この先長い人生を考えると、過酷な検査を受ける覚悟を試す試練はいつしか訪れます。一度経験すれば、検査への心理的な不安や負担が軽減され、自身の健康に対する意識を高めるキッカケになるかなと思います。
祖母が若い頃に大腸がんを患っていたので、予防のために当検査を受ける目的の一つでもあります。「明日は我が身」ですからね。

シャキ!

ここでは、大腸内視鏡検査を受けた時の様子や所要時間、費用、検査終了後の注意点、オナラの出し方などお伝えします。

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いよいよ大腸内視鏡検査の開始!


検査実施予定である12時の5分前に来院するようにと指示があったので、11時50分頃に早めに到着。到着前に急な便意を催されないか心配していたのですが、大丈夫でした。ただ寝不足で、下剤服用による心身の疲労がピークを迎えていましたけど。

検査の準備

待合室で待つと、看護師が名前を呼び、更衣室まで案内してくれました。そこで検査着に着替えます。上は健康診断で着るような検査着で下は膝丈くらいの紙パンツ。ただのパンツではなく、お尻のところに内視鏡を入れるために大きな穴が空いています。間違っても穴が前の方にあったら駄目ですよ!アレがはみ出ていたら恥ずかしいですから。

着替えを終え、看護師から再確認のために「体調や便の状態確認」「服用中の薬」「既往歴」など聞かれます。初診の時も同じこと聞かれたけど、念の為の確認ってことですね。こういうダブルチェックしてくれるクリニックは本当に安心できます。

今度はストレッチャーの上に乗って仰向けの状態で寝ます。ここで、「眠くなる薬を入れますね~」と大腸内視鏡検査の痛みを和らげる鎮静剤(ドルミカム)を静脈注射で投与!痛みを和らげるだけでなく、検査への恐怖心も和らげてくれますよ。

ドルミカムをウィキペディアで調べてみました↓

ミダゾラム(Midazolam)はベンゾジアゼピン (BZP) 系の麻酔導入薬・鎮静薬の一つである。日本での商品名はドルミカム(アステラス製薬製造販売)。静脈内注射後、通常5分以内に効果が発現し、1〜6時間継続する。前向性健忘症(英語版)を誘発する。
添付文書に記載されている重大な副作用は、依存性、無呼吸、呼吸抑制、舌根沈下(0.1〜5%未満)、アナフィラキシーショック、心停止、心室頻拍、心室性頻脈、悪性症候群である。主な副作用は、努力呼吸、低血圧である。

ストレッチャーで寝たまま検査室へ移動。左側臥位にしてベッドサイドモニター(血圧計や血中酸素濃度など)をセット。このあたり(静脈注射後の3,4分)からウトウトと眠くなってきました。あれ?前回の時は「補聴器を外してください」と言われたのですが、今回は何も聞かれていない!

意識がある内に「左の補聴器を外してもいいですか?」と尋ねてOKをもらい、すぐに左側の補聴器を外しました。補聴器があると顔を完全に横向きできないから、外したかったのであります。このあたりから完全に睡魔につかまり、意識が遠のいていくのを感じました。


補聴器を外してからの記憶ですが…、全く覚えておりません!唯一、感覚があったのは肛門のところ。肛門あたりでグニャグニャ感がしたのです。もちろん痛みはまったくありません。恐らく内視鏡をどんどん押し込んでいるのだと思われます。

医療機関によっては、モニターに映し出される腸内の様子を確認できるらしいけど、こちらでは終始、寝てしまっているので全く見れません!

大腸内視鏡検査の所要時間は?

検査中は寝てしまっているので時間は確認できませんでした。ですが、初診時に医師から「検査時間は20分くらい。ポリープがあった場合はトータル30分ほど」と事前に聞きました。

よく検査中に「腸管の曲がる所に内視鏡が当たって痛い!」とか「お腹が突き上げられるような苦しさがある!」「空気が張ってお腹が痛い!」と聞きますよね?でも、こちらは鎮静剤のおかげで全く苦しさや痛みはありませんでした。

大腸内視鏡検査の終了後

検査を楽にするための鎮静剤を使用したので、検査後、しばらくリカバリールームで1,2時間休むことになっています。ストレッチャーからベッドに移る時の記憶を覚えていますが、それ以降は覚えていません。鎮静剤が切れるまで寝込みました。

徐々に意識がはっきりしてきて、目を開けたら白い天井が見えてきました。周囲を見渡して自分がどういう状況なのかを確認できると、ようやく覚醒。しばらくして看護師さんから声が聞こえ、気分はどうかと尋ねられ、「大丈夫」と答えました。

一度立って、足踏みしてください」と指示があったので、立って足踏みしたら、最初の数歩はフワフワと体が宙に浮いたような感覚に襲われましたが、地に足が着いた感覚が戻ってくると普通に足踏みができました。それを見た看護師は「はい、大丈夫のようですね!ではお着替えを済ませて待合室でお待ち下さい。」と指示を受けます。

着替え中にスマホの時計を見たら「もう3時35分!?」とあっという間の時間が流れていたようです。いや~!驚いた!
検査の結果を聞くのに待合室で待機。

検査の結果は?


名前を呼ばれ、医師に開口一番「大丈夫でしたよ」と言われました。モニターに映し出された大腸(週末回腸、盲腸、全結腸、直腸・肛門)の様子を見せてくれました。ポリープとかなかったけど、やはり肛門に軽度の痔核が見られました。確かに肛門の粘膜がうっ血して膨らみがありました。

そう!出血の原因はでした。

閲覧注意!下の画像をクリックすると大腸の様子を確認できます↓

医師に「これから何年に一回の検査を受けたら良いのですか?」と質問したら、「便潜血検査で引っ掛かったら検査を受けましょう!」とのことでした。そりゃ、2回も受けて結果はただの痔でしたからね。

費用は?


今回の費用は、5,180円(自己3割負担)でした。(※内訳 再診78点と検査1648点)

もし大腸ポリープが見つかって切除した場合、費用が高くなります。当クリニックの場合は上限35,000円で、さらに食事代(検査食)が+1800円掛かることになっています。
内心7,000円以上かかるかなと思ったのですが、案外、安くて良心的でした。

費用を支払い、これで検査終了!時計を見ると、午後3時55分でした。12時に来院してクリニックを出るまでに、約4時間いたことになります。鎮静剤の影響が大きく時間感覚が麻痺してくるんでしょうね。

検査後の注意点は?


朝食も昼食も摂らなかったので空腹するかなと思ったら、そうでもありませんでした。お腹が張って、しかも鎮静剤の影響で体がまだフラフラ感が残っていました。

だから検査当時は車やオートバイ、自転車の運転は避けたほうがいいという理由が分かります。フラフラしたまま運転すると、事故を起こす可能性が高いので絶対に止めましょう!管理人は電車による来院なので大丈夫でした。

フラフラしやすい人は付き添いの人と来院したほうがいいかも?

お腹が張って苦しい!

腹部に違和感がありながらも、なんとか家路につきました。ただ立っていると、お腹が張って苦しいのでソファの上で横たわりました。

検査終了後、お腹が張ったり痛みのある方は、右を下にして横になったり腹ばいになったりして空気を出してください。

と書いてあったので、ひとまず横になりました。確かに右側臥位にすると楽です。腹ばいにするのはおそらく腹部を圧迫してガスを出すためと思われます。試しにやってみたけど、思うように出せませんでした。

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検査終了後の食事

検査終了後は軽く菓子パンを食べたので、夕食は軽めに消化の良いものを口に入れました。アルコールも1杯飲んじゃいました笑

もしポリープ切除を受けられた人は、1週間を目安にスポーツやアルコール、旅行を控えるようにしてください。検査前に医師や看護師からも説明があるはずなので、きちんと指示に従うようにしましょう!

オナラ出しポーズでスッキリ!

夕食を食べたからなのか、余計にお腹が張ってしまったような…。ガスというかオナラを完全に出し切りたいものです。ゲップも少し出せば楽になるけど、そんなにゲップが出ません。
かといって、オナラを出すために腹部に力を入れても腹痛が強くなって苦しくなってくるし…。

そんな時は、しばらく横になったほうが楽かもしれません。でも、どうせなら寝ている時にオナラを出したいですよね?そこでオナラを出すための方法を探してみたら、「オナラ出しポーズ」がありました。

お腹にガスが溜まり思うように出ない時に、ぜひトライしてみてください。

オガス抜きポーズ方法

以下が方法の手順です。

①仰向けになって両足を抱える。
②息を吐きながら足を胸にひきつけていき、体を丸くする。
③その姿勢のまま腹式呼吸で、ゆっくりと5回ぐらい呼吸を行う。
④終わったら、体を元に戻し、同じ動きを繰り返す。

このオナラ出しポーズをすれば無理にお腹に力を入れる必要はありません。オナラを我慢すると、腹痛が原因で、私生活にも悪影響が出てしまうのでオナラ出しポーズをしてみてくださいね。
とにかくリラックスすることに心がけ、このポーズを継続に行うことで、腹痛を感じることもなくなると思います。

※次の動画を見るとイメージしやすいかな?↓

管理人も実際にトライしてみたら、何回かオナラが出てスッキリしました!でも、腹部を見るとガスのせいでまだポコッと膨らんでいました。で、翌朝にヨーグルトとオリゴ糖の摂取で便意を催し、排便したら結構スッキリしましたよ!ガスもかなり多量に出ました!腹部が凹んでいることが分かりました。

下の画像のように晴れやかな気分になりましたよ笑↓

さいごに これから大腸内視鏡検査を受ける人へ

以上が大腸内視鏡検査の体験談をご紹介しました。40歳過ぎたら、一度は受けることになるかもしれません。便潜血検査で引っ掛かったらなるべく受けるようにしましょう!先日、テレビで「便潜血検査で引っ掛かったのに大腸内視鏡検査が怖い、面倒くさいからと精密検査を受けない患者が多い」との話がありました。

管理人が初めて大腸内視鏡検査を受けるなら、体験を通して感じたポイントをご紹介します。

大腸内視鏡検査を受ける時のポイント

・麻酔を併用した苦痛の少ない検査をしてくれる病院を選ぶ!
鎮静剤のおかげで検査中は痛くも痒くもありませんでした。結局、医師の腕によるかもしれないけど、麻酔を併用した検査を受けるといいかも?
・病院は近くに!
下剤を服用すると、めっちゃトイレに行く回数が増えます。遠出の病院を選ぶと電車内でお腹がゆるくなったら大変です!また鎮静剤を使う場合、多少フラフラするのとお腹が張って少し痛くなります。可能であれば、近くの病院を選ぶといいですよ。
・検査前日は消化の良いものを食べる!
一発で検査OKをもらうには、数日前から消化の良いものを食べましょう!万が一、便が残っていると検査が受けられず、後日に、再度、あの辛い下剤を服用することになりますから…。
・肛門が痛くなる!
下剤服用でトイレに行く回数が普段よりも多くなります。当然ながら肛門がヒーヒーと痛くなります。なので、素材の柔らかいトイレットペーパーを用意する、ウォシュレットも併用して肛門に与えるダメージを小さくしましょう!
・検査後の翌日はおとなしく!
検査終了後、しばらくお腹が張って痛くなります。その日にオナラを出してスッキリできれば良いのですが、翌日になっても出ないとなると仕事や学校に支障をきたすかもしれません。管理人は幸いにもスッキリできたので出勤しました。個人差があるので、不安な人は自宅でおとなしくしたほうがいいかも?

以上が大腸内視鏡検査を受けて感じたポイントをご紹介しました。ご参考になれば幸いです。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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